【個人事業主】法人化への道のりは果てしなく遠い
アフィリエイターにとって月収100万円は1つの目標です。
私自身アフィリエイトを始める前は月50万円、月100万円なんて夢のようそれだけ稼げれば十分でしょうと思っていました・・・
私は最近、月の収入が10万円を超えたばかりの弱小アフィリエイターですが、そこで個人事業主になり法人化を目指す過程でこのように考えるようになりました『アフィリエイトで月収100万円は少ない』
■年収1000万円、1年間に使った経費が100万円の場合
計算しやすいように年間のアフィリエイト収入が合計で1000万円だったとします。
月に直すと月収83万円。
一見すると月収83万円でも収入としては多く感じますが、問題は税金なのです。
専業か副業か?法人か自営業か?他にも節税の度合いにもよって色々なパターンがあるので大雑把に計算しますが、アフィリエイターの年収が1000万円の場合、実質的な1年間の稼ぎはこうなります。
年収1000万円の実質年収は625万円(月収は約52万円)
必要経費で100万円、税金で275万円もっていかれるので年収は625万円。
記事の外注したり、事務所を借りたり、人を雇ったり、税金を支払ったり。
アフィリエイトは非常に利益率の高い仕事なのですが、個人で稼げる金額には限界があります。かといって組織化して複数で収益を伸ばそうとすると、ランニングコストの増加や稼げなかった場合のリスクが大きくなります。
アフィリエイトで稼ぐのって楽じゃないよね
専業アフィリエイターは楽じゃない
ちょうど私の考えに近いブログを拝見しました。
→専業1年目を迎えたので、専業生活の過酷な現状を語ってみる!
21歳の若さにしてアフィリエイトで月70万円の利益確定。
専業アフィリエイターとして月70万円、収入面では十分稼いでいるようにも見えますが専業ならではの葛藤もあります。
■バイトしてた時期と比べたら自由度はかなり増しましたが、同時に責任感もかなり増えました。(法律サイト運営者の日記様からブログから引用)
- サイトの収益が下がれば、直で生活に支障が出る
- 他にキャッシュポイントがないので、不安に押しつぶされやすくなる
- 国民年金、国民健康保険、市民税など、特定の出費が増える
- 「稼ぎ続けることの難しさ」を実感する
- 稼ぎながら節税対策も意識しなければならない
- 自分が資本になるので、健康管理を蔑ろにできなくなる
- 新しいサイトの構想や、収益を維持向上するための戦略もドンドン考えなければならない
- ASPや広告主からの修正依頼や提案、同業者との飲み会や勉強会に誘われるようになるなど、ビジネスマンとしてのステージ、周りの人間関係が急速に変化していく
- 「自分から変化を作っていく」という高い意識が必要になる
- 起業家や社長として、リーダーとしての在り方、外注さんとの付き合い方、株式会社の作り方、法律や税金に関する知識など、サイトアフィリ以外の勉強もドンドンしていかなければならない
- 最低月30万円は当たり前に稼げる能力が必要
- 仮にサイトが飛ばされても、また立て直せる自信や根拠が必要
アフィリエイトを始めたばかりの最初の頃は、サイトの制作や収益の増加だけを目指せばいいのですが、収入が増えるにつれサイト制作以外のことにも強制的に時間を割かねばならない事態がでてきます。
特に邪魔なのが『税金対策』
稼げば稼ぐほど税金が重くなるので節税対策の勉強、会社設立の勉強、税務、法律関係の勉強
税金を納めることには何ら抵抗はなく、むしろこの国の為なら喜んで納めるのですが
その税収システムの不公平さ不条理さ、そして税金の重さを知ってしまうと真面目に税金を納めるのが馬鹿らしくなり、多くの経営者が節税したほうがましだと考える。最近私もそのように考えるようになりました。
ほんと何の生産性もないくそ無駄なことの勉強に時間を割かなくてはならない。
『役人は余計な仕事を作るのが仕事』とよく言われますがその通りです。
ただ変わらない制度に愚痴を言っても非効率なので、現状の法制度の中でいかに効率よく時間を使わずに稼ぐかに集中しなくてはいけません。
言いたいことは色々ありますが、そういう事を言っている暇すらアフィリエイターにはない。
稼げるようになったら外注に丸投げできる部分は効率化をして、収益増加に努めるのが目先の目標です。
取りあえず今年の目標は年間で100万円以上稼ぐ
法人化への道のりは果てしなく遠い