WiMAX2+「ギガ放題」の速度制限700kbpsを検証！ YouTube編
今回はWIMAX2＋の速度制限（700kbps）が適用された場合に、YouTubeの利用にどんな影響が出るのか調べてみました。
【追記】一時期、WIMAX2＋の3日間3GB制限時の通信速度は下りで1M～700kbps以下にまで厳しく制限されていましたが、2016年現在 速度制限時のスピードは5Mbps前後にまで緩和されているようです。
YouTubeの視聴に必要な通信速度の目安
■基本データ YouTube動画を見るのに必要な回線速度（目安）
| youtube（360P：低画質） | 0.5Mbps以上 |
| youtube（480P：中画質） | 1Mbps |
| youtube（720P：高画質） | 2Mpbs |
| youtube（1080P：超高画質） | 3.5Mbps |
速度制限700kbps状態でYouTubeのトップページを開く
YouTubのTOPページにアクセスすると、やはり画像が多いせいかサイトの情報が全部表示されるまで5秒程度かかり、ちょっと重たいかな？という印象です。
やはり700kbps前後のスピードだとサイト内のページの移動も表示が遅く、ややストレスを感じる遅さです。
YouTubeの動画を視聴してみる
動画は戦車ゲームWorld of tanksの公式配信動画を比較。
本動画は最高1080PのHD画質で配信しており、23型の液晶ディスプレイの全画面表示でもでも綺麗な映像で動画を楽しむことができます。
そんなゲームの公式動画をWIMAXの700kbpsの制限時で見る際、低画質の360pに自動で設定されます。
※ちなみに23型の液晶ディスプレイ（デスクトップパソコン）でYouTubの動画を観るなら、やはりHD画質720P（必要な通信速度は下り2Mbps以上）くらいの画質が欲しいです。
■360pの画質はこんな感じ
■ちなみに高画質、高解像度1080pの時の画質こんな感じ
解像度が360Pだとフルスクリーンで動画を見ると画質の低さが目立ちます。
スマートフォンなど5.5インチサイズの小さい画面で観た場合も少し画質が荒いなと感じるレベルです。
YouTub 720PのHD画質以上だと読み込みで止まる
WIMAXの速度制限時700kbps前後だとギリギリ中画質の480Pの動画再生まで可能です。
最初にキャッシュ（データの読み込み）が貯まるまで少し待てば、ほとんど止まることなく動画が視聴できます。
しかしHD画質（高画質）の720pや1080p以上の動画になってくると、動画の読み込みに時間が掛かり、YouTubの動画再生時に頻繁に止まるようになります。
700kbpsの速度制限時ではHD画質以上の動画の視聴はあきらめたほうがいいと思います。
速度制限700kbpsを検証 YouTube編 まとめ
YouTubeの低画質360P～中画質480Pまでの動画なら速度制限700kbpsの時でも何とか視聴は可能です。
例えばゲームの公式トレーラーなど、再生時間は短いのにビットレートが高い超画質きれいな動画などは中画質の480Pでも読み込みで止まることがありますが……
それ以外の普通の動画なら、ほとんどの問題なくYouTubeの動画を観ることができると思います。
WIMAXを使用する場所や電波の状況によって、少し視聴環境に差がでるかもしれませんが……、当記事を参考程度に読んで頂けると幸いです。
（追記） 2015年7月からはWimaxの3日間3GB制限時の速度制限が緩和され
制限時でも5～6Mbpsほどの回線スピードがでます（暫定的な緩和）
詳しくはこちらの記事にまとめて書いていますので参考にどうぞ
→WiMAX2+の速度制限700kbpsを検証 ニコニコ動画編 ギガ放題の速度制限
