2015年5月現在auを利用しているユーザーが格安スマホを利用するには
au系の格安シムを提供しているMVNOを利用するしかありません
なぜなら、auでは2015年4月22日以前に発売されたスマホには
原則「SIMロック解除」に一切応じていないので
auのネットーワーク回線を利用したSIM以外使えないからです
今、話題の格安スマホを提供している会社のほとんどがNTTdocomoのネットワーク回線を利用していて
ocnモバイルoneやIIJmio(アイアイジェイミオ)と言ったMVNOの
格安シムを使うためには、au端末のSIMロック解除が必須なのですが
auはそれに応じていないので
auの端末(スマートフォン)ではau系のMVNOを利用するしかないのです
しかもauではdocomo系のSIMを利用した場合の動作保証をしていないので
最悪docomo系の格安シムだとauのスマートフォンで使えない事態もありえます
ですのでauで購入、契約したスマートフォンを格安スマホとして使いたいなら
au系のネットワーク回線を利用したMVNO、格安SIMを利用するのがベストとなります
auのスマートフォンで使える格安SIM 提供しているMVNOは現在2社
au回線を利用したMVNOは今のところこの2社だけです
- UQmobile 公式ホームページ
- mineo(マイネオ) 公式ホームページ
ドコモ回線を利用したMVNOが25社以上あるのに対して
この少なさ、KDDIが格安スマホにあまり積極的でない姿勢がうかがえます
ソフトバンクに至ってはソフトバンク系のMVNOは0なので
auはまだ、マシなほうと言えるのですが・・・
噂ではAppleのiphoneユーザーを多く抱えるキャリアほど
iphoneに投資した資金、今だ継続中のAppleとの厳しい契約に縛られていて
格安スマホの参入による経営へのダメージが大きく身動きが取れないとか
最初だけ大手キャリアで契約してiphone端末だけ貰って、他社の格安スマホに
乗り換えられたら中長期に渡ってのユーザーの囲い込みによる利益が見込めなくなるから
auとソフトバンクは格安スマホに乗り気じゃないのでしょうね
NTTドコモはそこの部分も見越して、MVNOに早期参入して
携帯市場のシェア拡大をしたたかに狙ってる節もあります
各社はこれからの市場の動きをどう読み、その流れに乗れるのか?
行く末が楽しみでもあります