BIGLOBEに月額3,880円(税別)から利用できるiPhone6プランが新登場!
先日、ビッグローブが提供する格安SIMサービス「BIGLOBEスマホ」にて、iPhone6(6 Plus)の取り扱いを開始しました。利用料金は端末代込みで月額3,880円(税別)から。
■大人気のiPhone6がBIGLOBEに登場!
日本で大人気の、あのiPhoneシリーズをビッグローブでは格安で利用できます。
これまでMVNO(格安スマホ提供会社)では、Y!mobileとUQモバイルがiPhone5sの販売をしていたのですが、iPhone6の取り扱いをするのはBIGLOBEが初めてだと思います。
BIGLOBEで販売しているのはiPhoneはメーカー整備品の公式モデルです。
通常画面サイズ4.7インチの「iPhone6」と大画面5.5インチ画面の「iPhone6 Plus」。※共にストレージ容量は16GBモデル。
BIGLOBE iPhone6/6 Plusの利用料金
iPhone6/6 Plusの本体価格は2,280円×24回払い。
これに電話もインターネットも使える通常の音声通話プラン3GB(月額1,600円)の契約だと、支払い総額は月額3,880円から。
※データ通信専用プランなら更に安く月額3,180円で利用できます。
※これに契約時に初期費用として3,000円発生します。
※表示価格はすべて税別
BIGLOBEのiPhone6(音声通話)プランは税込みでも月額4,190円と、大手携帯キャリアの半額程度の料金でAppleのiPhoneが使用できることになります。(これはかなりお得です。)
■BIGLOBEのiPhone6プランの詳細・申し込みはこちら
BIGLOBEのiPhone6プランはおすすめなのか?
BIGLOBEのiPhone6プランは月額3,880円(税込み4,190円)で利用できる訳ですが、その契約にはいくつかの注意事項があります。
■主な注意事項は以下の通り
①BIGLOBEのiPhone6はメーカー整備品
②中途解約では端末代の残債務が発生する
③iPhone6の初期設定はWiFiを使って自分で行わないといけない
④場合によっては新品or中古の方がお得
①BIGLOBEのiPhone6はメーカー整備品
「メーカー整備品」とはAppleが独自の品質基準に沿って整備し、新品水準並みの品質を確認した製品です。店頭販売の在庫や初期不良などでメーカーに戻ってきたiPhoneをAppleが修理して新品水準並みの品質に整備した製品です。
※BIGLOBEのiPhone6は全てメーカーの公式の整備品なのですが、どうやら端末は日本以外の国、地域向けに販売された製品のようです。
■iPhone6本体はラッピングされた状態で届く
また日本国内の規格に準拠していないACアダプタを取り除くため、BIGLOBEでいったん開封作業をするので、自宅にiPhone6が届けられる時は↑画像のような状態で製品が発送されます。
※さらにiPhone用のACアダプタは付属していないので、BIGLOBEで別途購入する必要がある(ちなみにBIGLOBEで販売しているACアダプタの価格は980円)。
BIGLOBEのiPhone6は新品水準並みの品質でメーカー保障も購入から1年間つきますが、完全な新品ではないことを知っておいて下さい。
※「Apple Care+ for iPhone」への加入については自分でApple社に問い合わせる必要があります。
②中途解約では端末代の残債務が発生する
BIGLOBEのiPhone6/6 Plusの支払いは2年間(24回)分割払いなので、途中で解約すると残りの端末代の支払い義務が発生します。※iPhone6プランではアシストパックQと呼ばれる加算分契約解除料が掛かります。
例えばBIGLOBEのiPhone6の価格は54,720円(税別 2,280円×24回払い)なので、12ヵ月目で解約すると27,360円(残り2,280円×12ヶ月)が、18ヵ月目で解約すると13,680円(残り2,280円×6ヶ月)の契約解除料金が追加で発生します。
■iPhone6の解除料金についてはこちらで確認できます。
アシストパック加算分の契約解除料が不要になるのは24か月目になるので、違約金を支払いたくない場合は目安として2年間の継続利用が必要になります。
ちなみに端末代(iPhone6)の支払いが終わる25ヵ月目以降は、月額1,600円で利用できます。※音声通話プラン 月間のデータ容量3GB(月額1,600円)の場合。
MVNOの提供する格安スマホの特徴として、長く利用すればするほどお得になってくるので、出来るだけiPhone6を長く大切に使いましょう。
③iPhone6の初期設定はWiFiを使って自分で行わないといけない
BIGLOBEのiPhone6の初期設定にはWi-Fiでインターネットに接続できる環境が必要になります。(赤字部分がかなり重要です)
他のMVNOでも同じなのですがiPhoneを格安SIMで運用する場合は、WiFi通信を利用して自分で初期設定(APN設定)をする必要があります。
iPhoneの初期設定はそこまで難しくはないのですが簡単でもないので
もしBIGLOBEのiPhone6を申し込む場合は事前にMVNOの公式ページや個人のブログ等でをよく読んで、iPhoneの設定方法を予習することをお勧めします。
※↓特に格安SIMを初めて利用する人は前もって勉強しておいたほうがいいです。
■BIGLOB公式サイト(iPhoneの設定方法解説)
■楽天モバイル公式サイト(iPhoneの設定方法解説)
※楽天モバイルではSIMカードの取り付け方法や、手動でのAPN設定の方法を紹介しています。
④場合によっては新品or中古の方がお得
BIGLOBEのiPhone6は正直おしい価格設定です。
Apple公式オンラインストアでのiPhone6s(32GB)の販売価格は61,800円、そして最新のiPhone7(32GB)の販売価格が72,800円です。
■2016年12月時点の各iPhone本体の販売価格は以下の通りです。
・BIGLOBEのiPhone6 16GB(メーカー整備品) 54,720円
・NTTDoCoMoのiPhone6 64GB(中古) 33,000~43,000円
・Apple公式オンラインストアのiPhone6s 32GB(新品) 61,800円
・Apple公式オンラインストアのiPhone7 32GB(新品) 72,800円
※価格はすべて税抜き表示
日本では円高のおかげでiPhoneの値段が下がっており、新品のiPhone6s/iPhone7を以前より安く購入することができます。
新品のiPhone6s 32GBが61,800円(税別)と、BIGLOBEのiPhone6 16GB(メーカー整備品) 54,720円(税別)と価格差がそんなにありません。
もしBIGLOBEのiPhone6が初期設定済みですぐに使える状態なら、格安スマホ初心者向けの需要があるとおもうのですが
結局自分でWiFi通信を利用して初期設定をしないといけないので、これならAppleの公式オンラインストアで新品のiPhoneを購入+SIMカードの単品契約(自分で設定)をした方がいいのではないか?と思ってしまいます。
消費者としてのニーズを述べるならBIGLOBEのiPhone6プランには「初期設定済み」という付加価値が欲しかったです。
■5.5インチ液晶のiPhone6 Plusが狙い目
BIGLOBEでは5.5インチ液晶のiPhone6 Plusも月額3,880円(税別)で購入できます。
※普通はiPhone6とiPhone6 Plusの価格差は中古市場でも5,000~8,000円位あるのですが、「これ価格設定が間違ってない?」感じるほどの値段です。もしかしたら今後訂正されるかも。
またデータ通信専用プラン(3GB)なら合計月額3,180円で契約可能なので、インターネット専用やゲーム向けのサブ機としてなら需要があると思います。
たぶん在庫が不安定ですぐに売り切れになるかもしれないので、格安のiPhoneに興味のあるかたは早めに申し込んだ方がいいかも。
※iPhone6の購入前には公式ページの注意事項やFAQをよく読んだ方がいいです。
・初期設定はWiFi通信環境が必要で、自分で行う必要がある。
・ACアダプタは別途購入する必要がある(アクセサリー選択で一緒に購入可能)
■BIGLOBE(公式) iPhone6申し込みサイト