【楽天モバイル】早朝の通勤ラッシュ時の通信速度を調べてみました!
通信速度が遅いと言われる格安スマホですが、朝の通勤時間帯など混雑する満員電車の中ではどの位のスピードがでるのか調べてみました。
調査条件は東京都内へ向かう通勤電車の中。計測時間帯は朝の午前7~8時の間。
今回調べるのに使用した格安スマホはMVNOの楽天モバイル。
楽天モバイルは利用者が多くて常に通信速度が遅いと噂されていますが、人口密度が高い東京都内の通信速度はいったいどの位なのか?
各駅停車の電車に乗って約1時間かけて、通勤途中の通信速度を調べてみました。
通信速度の調査環境・条件
■通信速度の計測場所は、西武新宿線の東村山駅から新宿駅までの区間。
■測定日時は平日金曜日の早朝、午前7:00~8:00時の間。
■天候は曇りのち雨。
■満員電車の乗車率は180~200%。
ちなみに乗車率と混雑具合の関係は以下の通りです
■乗車率100%■
定員乗車。座席に着くか、つり革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができて、ゆったりと乗車できる。■乗車率150%■
乗客同士の方が触れ合う程度で、新聞を楽に読むことができる。■乗車率180%■
体が触れ合う程度で、特に不自由なく新聞を読むことができる。■乗車率200%■
体が触れ合い、かなりの圧迫感があるが、週刊誌程度であれば何とか読むことができる。■乗車率250%■
電車が揺れるたびに、体が斜めになって身動きが取れない。手も動かすことができない。■乗車率300%■
物理的に限界に近い状態。体に危険がある。
乗車率200%は満員状態ではあるが、何とか人ひとり分が移動できる位の余裕がある程度。
駅によって乗客の混雑具合に多少のバラつきがあるのですが、概ね乗車率は180~200%です。
満員電車内 午前7:00~7:30分の通信速度
午前7時から7時半の間の通信速度はおおむね好調。webサイトやLINE、Twitterの確認程度なら問題なく利用可能です。
YouTube等の動画の視聴もギリギリ可能です。※ただし読み込みで止まるので快適ではありません。
7時27分頃、途中1駅だけ下り2.61Mbps、上り3.23Mbpsと通信が重くなるエリアがありましたが、他は問題なく通信が可能でした。
ただ上り(アップロード)の速度が全体的に重かったので、ブログに写真を投稿したり、ファイルやデータをUPする時に遅いと感じるかもしれません。
満員電車内 午前7:30~8:00分の通信速度
午前7:30~8:00の間も通信速度はおおむね普通でした。
途中、高田馬場駅周辺に差し掛かるとアンテナの数が2~3本に減って、1分程度 通信状況が悪くなる区間がありましたが、それ以外は問題なく利用できました。
混雑する満員電車の中では通信速度が遅くなると思っていたのですが予想外の結果です。
朝の新宿駅周辺で速度を計測
西武新宿駅到着後、歩いて新宿駅に向かいました。
天候は今にも雨が降りそうな曇り空でしたが、新宿駅周辺は相変わらず人通りが多かったです。
ちょうど9月16日(金)はiPhone7の発売日だったので、ヨドバシカメラでは早朝から店員さんが呼び込みをかけていました。
■新宿駅周辺 午前8時すぎの通信速度
・下り 3.19~16.14Mbps
・上り 4.83~16.14Mbps
・PING 34~50
通勤時間帯の新宿駅周辺は人通りも多かったですが、格安スマホでもインターネットの利用に十分な通信速度がでていました。
途中、少し重くなる時もありますがLINEやTwitterの利用、Googleマップの確認程度なら問題なく使用できます。
通勤途中の電車内で格安スマホは使えるのか? まとめ
東京都内の朝の通勤時間帯はかなり混雑していたので、電車内の通信速度はもっと遅くなると思っていたので意外な結果でした。
人口密度の高い東京都内でも、格安スマホ(楽天モバイル)でこれくらいの通信速度が出ているなら合格点だと思います。
格安スマホは利用料金が安い分、キャリア携帯並の通信速度や安定性を期待してはいけませんが、余程のヘビーユーザーでない限りは通勤途中の電車の中でも支障なく格安スマホが利用できると思います。
通勤途中、駅によっては極端に通信速度が遅くなる場所があったのですが(1~2分程度)、全体としては普通に使用できる範囲の通信速度が出ていました。
キャリア並の快適な通信とは行きませんが、料金の安さを考慮すれば個人的には十分満足できるレベルだと思います。
格安スマホには多少不便なところがありますが、大手携帯電話会社の3分の1程度の料金でスマートフォンが持てるのが魅力です。(※だいたい月5,000円以上の節約になります!)
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