新型iPhoneの詳細が判明!話題の『iPhone X』と『iPhone 8』の性能まとめ

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2017年9月12日午前10時(アメリカ現地時間)、カリフォルニア州クパチーノに建設中の新社屋「Apple Park」にてiPhone最新モデルの製品発表会が行われました。

■Apple Parkで最新iPhoneの製品発表会が開催

今年発売のiPhoneは従来の発展系であるスタンダードモデルの「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」と、有機ELディスプレイ搭載のハイエンドモデルである「iPhone X」の3種類。

通常のナンバリング構成で行くと2017年発売のiPhoneシリーズはiPhone 7sになる予定でしたが、今年は初代iPhone誕生から約10年。

その10周年を記念して特別モデルのiPhoneが発表されました。

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10周年記念特別モデル『iPhone X』の性能とは?

■歴代iPhoneシリーズ最高傑作

iPhone誕生から10周年を記念して発表された「iPhone X」は、有機ELディスプレイ搭載、ワイヤレス充電機能対応。

iPhone Xのディスプレイは2436×1125ピクセルの5.8インチ。

iPhoneの特徴とも言える丸いホームボタンが廃止され、「Touch ID(指紋認証機能)」も廃止。その代わり個人の顔で識別する「Face ID(顔認証機能)」が新たに搭載される。

iPhone XのCPUは64ビットのアーキテクチャ搭載「A11 Bionic」チップ。

2016年発売のiPhone 7「Apple A10(CPU)」と比較すると処理速度が最大70%、グラフィック性能は最大30%向上している。

搭載カメラは広角・望遠の2種類のレンズが並んだ「デュアルレンズカメラ」を採用。光学式手ぶれ補正に加え、最大10倍のデジタルズームも可能。

防水・防塵機能はiPhone 7と同等のIP67。

・1回の充電によるバッテリーの駆動時間がiPhone 7より最大2時間長くなっている

『iPhone X』の呼び方は「エックス」ではなく「テン」らしい。(将来『iPhone 10』が発売された時どうなるのだろう?)

『iPhone X』の大きさ

iPhone Xの大きさは143.6mm×70.9mm×7.7mmと従来のiPhoneシリーズよりも3~5mm程度大きく、重さも約30g多い174g。

液晶画面(正確には有機EL)が4.7インチから5.8インチに広がったが、iPhoneの大きさ自体はそんなに変らないと思っていいでしょう。(少し重くなったくらい)

「iPhone X」の価格と発売日

Apple公式オンラインストアでの「iPhone X」の販売価格は64GBモデルが112,800円(税別)256GBモデルが129,800円(税別)と従来のiPhoneシリーズよりも4~5万円ほど高くなっている。

※ちなみにiPhone 8の販売価格も78,800円(税別)と前機種のiPhone 7より約6,000円ほど高くなっている。

選択できる色はシルバーとスペースグレイの2種類。

iPhone Xの発売は2017年11月3日(予約開始は同10月27日から)と、生産の遅れから発売日がiPhone 8より遅くなる予定。

※iPhone 8は従来通りの日程

『iPhone 8』の性能

2017年9月に発売予定のiPhoneシリーズでは、スタンダードモデルである「iPhone 8/8 Plus」も発売されます。

通常のナンバリングサイクルだと2017年に発売されるiPhoneの名称はiPhone 7sになるはずですが、今年発売のiPhoneは「8」になります。(初代iPhone誕生から10周年の影響かな?)

iPhone 8の液晶画面は4.7インチ(1334×750ピクセル)と従来通りの大きさ

※iPhone 8 Plusは5.5インチ(1920×1080ピクセル)

■『iPhone 8』の販売価格

Apple公式オンラインストアでのiPhone 8の販売価格は64GBモデルが78,800円(税別)と256GBモデルが95,800円(税別)

iPhone 8 Plusが同64GBモデル 89,800円(税別)、256GBが106,800円(税別)

iPhone 7の値段(発売当時)と比較すると価格が6,000円ほど値上がりしているが、ストレージ容量が32GB→64GBに増加。CPUの性能も最大70%向上。

iPhone 8はiPhone Xと同じく国際標準規格の「Qi」に準拠したワイヤレス充電にも対応しており、それを考慮すると値上がり分の価値はあると思います。

■iPhone 8の発売日

大手携帯キャリアでのiPhone 8の予約は2017年9月15日(金)から、そして発売は同9月22日(金)と例年通りのスケジュール。

iPhone 8には従来通りのホームボンタンも残っており、Touch ID指紋認証も利用可能。

価格も「iPhone X」より手頃で一般的なので、日本で普及するのは「iPhone 8」の方になることでしょう。

新型iPhoneの詳細が判明!話題の『iPhone X』と『iPhone 8』の性能まとめ

最新モデルの『iPhone X』に搭載されている有機ELディスプレイは2436×1125とフルHD(1980×1080)よりも綺麗。4K(3840×2160)解像度のディスプレイには及びませんがスマートフォンくらいの大きさなら十分すぎるほどの画質でしょう。

ただし「iPhone X」の販売価格は64GBモデルで最低112,800円(税別)と、税込みで12万円を超えてきます。

携帯キャリアで契約する場合、ある程度 割引きサービスが受けられるとしても家族4人全員分のiPhone Xを購入するとなると結構な費用になります。

※1~2年で乗り換えるスマートフォン(家電製品)としてはなかなかのお値段。

またiPhone Xは丸いホームボタンが廃止されたこと残念。

メニュー画面の呼び出しや、指紋認証、慣れた物理ボンタでiPhoneを操作したいユーザーは「iPhone 8」の方を購入するといいでしょう。

※iPhone 8にはこれまで通りホームボタンが付いており、Touch ID(指紋認証機能)も利用できる。

■『iPhone X』の品不足は年末まで続く見通し

有機ELディスプレイ搭載の「iPhone X」は製造工程の難しさや、生産スケジュールの遅れからかなり出荷台数がかなり限定される見通しです。

iPhone Xの生産台数は通常iPhoneの10分の1以下ともともと少なく、もしかすると年末まで品薄状態が続くかもしれません。

この点からも最新のiPhoneを早く契約したい方は、通常のiPhone 8を選択する方が無難かもしれません。

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