【脱獄不要】ついにiPhoneの新OS『iOS 10』から標準アプリが削除可能になります！

iPhone『iOS 10』からついに標準アプリの削除が可能に！

Appleは2016年6月13日(火)に開催された開発者向けのイベント『WWDC 2016』にて、iPhoneやiPAD用の新OS『iOS 10』から、標準搭載されているiPhoneのアプリを自由に削除できる機能が追加されることが発表されました。

脱獄不要でiPhoneのアプリを削除可能に

これまでiPhoneにインストールされている標準アプリを削除するためには、いわゆる脱獄（だつごく）と呼ばれる非公式の方法を利用するしかありませんでした。

iPhoneの『脱獄』とは、Appleが製品に対してかけている制限をユーザーが解除し、Apple Store以外の非公式なアプリや通常では使用できない機能を追加する裏技的なテクニックのことを指します。

この脱獄したiPhoneのデメリットとして、非公式なiPhoneの改造にあたるのでAppleの規約違反となり公式サポートが受けられなくなったり、セキュリティ上に問題が発生するなど、その導入には知識と自己責任が必要になります。

この新OS『iOS 10』はこの秋に登場予定ということでiPhone7の発売を待ってから、たぶん９月下旬頃のリリースになると思います。

そしてこのiOS 10からはiPhoneにプリインストールされている『株価』や『カレンダー』など必要のない標準搭載アプリ計23個を削除できます。

以前からiPhoneユーザーの間ではアプリ削除機能の要望が高かったようですが、ついに実現しそうです。

仮に間違って必要なアプリを削除してしまっても、またiTunes Storeから再インストール可能なので安心です。これでiPhoneの脱獄など非公式な方法を利用しなくてもアプリを消すことができるのでユーザーとしては嬉しい限りです。

無駄なアプリを削除できれば容量の節約につながったり、アプリの更新によるデータ通信の消費も抑えられるのでいい改良だと思います。

ただ一部のミュージックアプリを削除するとCarPlayが利用できなくなったり、他の機能につながっているアプリを削除するとiPhoneに問題が起こる可能性があるみたいなので

Apple公式の情報やインターネット上の評判などを待ってから、実際にアプリの削除を試してみたほうがいいかもしれませんね。