2016年この夏、ついに郵便局でも格安スマホの取り扱いを開始!

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日本郵政、IIJと手を組んで8月から格安スマートフォンの販売を開始!

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日経新聞の情報によると、日本郵政グループの日本郵便は8月から

MVNOとしては「IIJmio(アイアイジェイミオ)」の名前で有名なインターネットイニシアティブと提携して、郵便局でも格安スマートフォン(格安スマホ)の販売を始めるそうです。

郵便局での格安スマホの取り扱いは、岐阜、愛知、静岡、三重の郵便局(2050局)から開始する予定で、今後順次、全国の郵便局で展開する予定です。

契約方式は郵便局に約10ページの専用カタログを置き、利用者はそのカタログの中から格安スマホを選んで申し込み、宅配便「ゆうパック」にて利用者に届ける方法です。

日本郵政は電気通信事業者として必要な届け出は総務省に行わず、IIJのスマホを取り次ぐかたちで、郵便局で直接格安スマホの販売や展示をする訳ではないみたいです。

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郵便局で販売される格安スマホの料金プラン

■郵便局で提供されるIIJの格安スマホプランの料金

月額料金は2,980円で月間のデータ通信の容量は3GB。選べる端末の種類や製造メーカーはまだわかりませんが、端末の価格は3万2,800円。月額料金は端末の分割代金込みの価格ぽい?

追記:郵便局で取り扱われるプランは、IIJmioの「ミニマムスタートプラン」の音声通話機能付きSIM。「arrows M03」の端末代金は3万2800円(分割払いの場合1380円×24回)、月間3GBのデータ容量が利用できて月額1600円。初期費用は3000円。

日本郵便は電話番号などの情報を登録したSIMカードを差し込み済みのスマホを自宅へ直接届けるそうで

基本的に格安スマホはSIMカードの挿入や初期設定(APN設定)を自分で行わないといけないので、全部設定済みのスマホを届けてくれるとしたら格安スマホ利用のハードルが下がるので普及に一役買うことになるかもしれませんね。

サポート面では端末を提供する富士通が監修した初心者向けガイドブックを無料で配布したり、郵便局専用の電話ダイヤルでIIJのスタッフが対応するみたいなので心配ないと思います。

(富士通が監修したガイドブックという事は、郵便局で販売される格安スマホは電子マネーやおサイフケータイ機能が付いた『arrows M03』辺りになりそうですね。)

宅配便「ゆうパック」の利便性を活かし全国で100万回線以上の契約を目指す

全国約2万4千ヵ所以上の郵便局を持つ日本郵政の参入でこれから格安スマホの普及がさらに進むかもしれません。

日本郵政では2020年までに100万回線以上の契約を目指すそうで、これまで格安スマホに関心の薄かった層をターゲットに販売し、契約数に応じた手数料をIIJから受け取るかたちです。

IIJmio(アイアイジェイミオ)の通信速度が遅くなるかも

郵便局での格安スマホ販売は今年の8月からです。

日本郵政は単なる販売の委託先なので契約者は実質IIJmio(アイアイジェイミオ)に流れて来ることになると思います。

新規利用者の増え方にもよりますが、IIJの想定以上に申し込みが多いと一時的にですが回線が混雑して既存ユーザーの通信速度が遅くなるかもしれません。

IIJが通信回線(帯域)の増強を順次行ってくれればいいのですが、これから新規にIIJへの申し込みを考えている人は、しばらく様子を見たほうがいいかもしれませんね。

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