格安SIMの知っておきたいメリット、デメリット(基本編)

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知っておきたい格安SIMの基礎知識

基本的な格安SIMのメリットやデメリットを簡単にまとめてみたいと思います。

格安SIMを利用するうえで押さえておきたいポイントをサクッと説明

初心者にとって格安スマホは若干、敷居の高いものですがそこまで難しいものでもありません、うまくいけば月々のスマートフォン利用料を半額以下に抑えられるので

格安スマホ、格安SIMの特徴や注意すべき点などをしっかりと把握して賢いスマホ生活を送りましょう!

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まずは格安スマホ、MVNOの基本から

    • 2015年5月の時点で格安スマホのサービスを提供しているMVNO(仮想移動体通信事業者)は30社以上あると言われています(まさに玉石混交です!)
    • 格安スマホを利用すれば、月々のスマホの利用料などを安く節約できます(軽く半額以下にできます)
    • 格安SIMには2通りあります(音声通話付きプランデータ通信専用プラン
    • データ通信専用のSIMプランなら月額料金700円前後から~
    • 音声通話付きSIMプランなら月額料金1500円前後から~
    • プランが豊富なので自分の利用スタイル、予算にあわせてSIMが選択できて便利です(豊富すぎて逆に迷うことも)
    • LINE(ライン)などのアプリも、もちろん問題なく使える
    • 大手キャリアと比べて縛りの期間や違約金が少なかったりします
    • SIMロック解除をしなくてもキャリアのスマホで格安SIMは使える(初心者さんは意外とこのことを知らない)

格安スマホの大きな特徴はなんといっても、その料金の安さでしょう。今の大手キャリアのスマートフォン利用料が高すぎるとも言えますが・・・。大手のスマホの維持費は端末代も含めると月々8,500円程度掛かります。それを格安スマホに乗り換えると軽く半額以下に抑えることができます。

まあ、格安スマホには多少不便さやデメリットがあるかもしれませんが、料金を比べれば我慢できる程度のものです。むしろメリットの方が大きい。

何度も書きますが、本当に今のスマホの料金が高すぎる!格安スマホが安いのではなく、キャリアのスマホが激高なんです。名称も激高スマホ、高額スマホに改名すれば、インパクト狙いで「格安」と付いていますが、格安スマホは実は普通の料金なんだなと思うはずです。

ハイエンドのスマートフォンになると一台8万円は軽く超えます、それを今の人は2年おきに買い替えるわけです。キャリアから補助がでますが、結局その資金源は利用者から徴収するわけで大手キャリアのスマホの利用料金が高い理由がここにあります。

スマホを替えるのもホント贅沢です、一般の家庭で7~8万円もする冷蔵庫や洗濯機などの家電を2年おきに買い替える人がいますか?故障などしたのなら仕方ないですが普通は買い替えません。

今のスマートフォンは高スペックで本当に素晴らしいのですが、普通の人にとってはオーバースペックで、別にミドルクラスのスマホでも普段の利用に十分な性能を発揮します。わざわざ高いハイエンドのスマホを買う必要はありません。

そんな割高な通信業界に風穴と選択肢の幅を提供してくれたのが格安スマホなのです。

別に大手キャリアのスマホは否定しませんよ、利用者によっては十分に満足する機種とプランもありますから。ただもっと利用料金とプランの選択肢の幅がほしかった。

分かりにくい割引プランではなく、明確な料金プランがほしかった。

利用スタイルにあった性能の端末とデータプランがほしかったのです。

格安SIM(格安スマホ)の利用によるメリット

  • 月額料金がとにかく安い、最安月額1,500円程度で運用可能、携帯代を半額以下に抑えることができる(端末代が含まれるなら月額3,000円~2,000円前後掛かります)
  • とにかくスマホの月額料金が安い、毎月の料金を半額以下に抑えることができる
  • プランが豊富なので自分に合ったデータ通信量で料金プランを選べる
  • 子供用のスマホにも最適です、子供に掛かる月々の通信費の節約にもってこい
  • もしもの時のネット回線の予備としてスマホやタブレットのデータ通信運用コストが低い
  • データ通信SIMでどこでもタブレットがインターネットに接続できるようになるので、これがまた便利!
  • 格安SIMにすればiPhone やXperiaなどの人気のスマートフォンも安く運用できます
  • MNP(ナンバーポータビリティ/番号持ち運び制度)を利用すれば今まで使ってきた携帯番号を継続して利用できる
  • 大手キャリアのスマホより解約時などの縛りが少ないのも魅力です

格安スマホが利用している通信回線は大手のキャリアと同じものを使っているので(借りている)回線の品質や使用できるエリアに違いはありません。後述しますが多少のデメリットがあるものの普段の利用にそこまで困ることはありません。

格安スマホのサービスに不満があるなら大手キャリアのプランに戻ればいいだけです。

2年縛りほどきつい縛りもありませんし、料金的にも安いので通信会社の乗り換えも比較的しやすいです。

使わなくなったスマホをデータ通信専用として利用したり、格安SIMを利用して予備のセカンド端末として運用することも可能です。

端末を2つ持ち歩かないといけないので、ちょっと面倒ですが通話はガラケー、インターネットはスマホでするという利用方法もあります。

格安SIM(格安スマホ)のデメリットなど

  • お昼の時間帯など通信が混みそうな時間帯や場所だと通信速度が遅くなることがあります
  • 月間のデータ上限や通話のし過ぎなど条件次第ではそこまで安くならないことも・・・
  • 大手キャリアのスマホに比べてサポート面が弱かったりします
  • 既存のキャリアメールが利用できない引き継げない、GmailやYahoo!メールなどは使用可能です
  • おサイフケータイ機能は基本的にありません、対応機種であれば利用は可能です
  • ほとんどのMVNOで契約にクレジットカードが必要です
  • 自分でスマホを用意する場合は、通信規格やSIMが合うのかどうか調べる必要があります(MVNOでは推奨する動作環境をサイトに載せているので、それを参考にすると良いです)
  • ある程度、格安SIMや端末についての知識がないといけないので、初期の設定や最初のスマホ導入のハードルがやや高いかもしれません(自分で調べる必要があります)
  • スマホセットなどの抱き合わせの端末はよく調べなて買わないと、性能の低いスマホをつかまされるかも

格安スマホには当然ながらデメリットも存在します、キャリアと比べてサポートが手薄だったり、お昼時の利用者が集中する時間帯ではかなりインターネットの速度が遅くなるなど負の面もあります。

カケ放題なのどプランがないので、通話をしすぎると料金が高くなる。いくつかキャリアの提供していたサービス(iモードなど)が受けられなくものもあります。

他にもiPhoneシリーズで特に起こった問題なのですが、モバイル端末の新しいOSがリリースされたときに、OSをアップデートすると不具合や最悪、通信ができなくなってしまう。頻度はそれほど多くなくMVNO各社も対応ファイルを配布して改善につとめたり、OSのアップデートにさえ注意していれば問題ないのですが気を付けるべき点ではあります。

格安SIM(格安スマホ)の弱点

格安SIM(格安スマホ)のデメリットと内容が被る部分がありますが

特に注意したほうがいい点を挙げていきます

  • MNPを利用すれば電話番号は引き継げるのですが、キャリアメール(@docomo.ne.jpや@ezwin.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)の大手キャリアのメールアドレスは引き継げない、使用できません
  • 格安スマホには「かけ放題」などの通話の定額制プランがなく、電話をかける機会が多い人にとっては返って通信料金が高くなる場合も
  • 規格が合わないSIMだと使用できないので、スマホやSIM選びは慎重に!
  • MVNOのSIMカードだとデザリング対応携帯でもデザリングができない場合があります
  • 格安なだけに携帯端末やSIMカードの保証、契約後のアフターサービスには期待しないほうがいいかも(問題が起こってもサポート面が弱い)
  • 中古でスマホを買う場合、赤ロム(端末代の未払いによる利用停止にされている端末)に注意!格安スマホ初心者に中古スマホ運用はハードルが高いかも

あとがき

格安スマホ(格安SIM)自体はうまく活用できればとても便利で

毎月の通信費も節約できて、とても有用な手段なのですが

使いこなすためにはある程度知識と自分で調べる努力が必要で

安いだけに当然、格安スマホにはデメリットも多少なりともあります

色々なサイトやブログの情報を参考にすれば、役にたつ情報も見つかると思いますので

それらを活用して格安スマホを使いこなし

快適なスマホライフを送りましょう!

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