ポケモンGOを遊ぶために必要なスペックは?
2016年7月7日七夕の日、アメリカで先行配信され大ヒット!となった『ポケモンGO(Pokemon GO)』が、7月22日(金)午前11時頃ついに日本語版の配信が開始されました。
ポケモンGOはGPS(端末位置情報)を利用したスマートフォン用のアプリで、現実世界にいるポケモンを見つけてゲットするゲームです。対応機種はiOS(iPhone)ならApp Storeで、Android端末向けならGoogleプレイでダウンロード可能です。
全世界で大ヒット中のポケモンGO。
日本でも社会現象を引き起こしそうなほど人気がでそうなゲームですが、そんなポケモンGOを格安スマホでも遊べるのか試してみました。
※【注意点】ポケモンGOをプレイする際は熱中しすぎて事故等に遭わないように、安全な公園などで気をつけて遊びましょう!
格安スマホのZenFone2でもポケモンGO(Pokemon GO)が遊べるのか?
■試しに格安スマホでもポケモンGOをインストールして遊べるのか調べてみました。
調査に使用した端末は楽天モバイルのZenFone2(ZE551ML) Android 5.0
発売日は2015年5月
CPUはIntel® Atom™ Quad Core Z3560 (1.8GHz)
RAM(メモリ)は2GB、ストレージ容量16GBモデル
購入当時の価格は3万8千円
ZenFone2は格安スマホの中では頭一つ飛びぬけた性能を持っています。星のドラゴンクエストなど3DCG系のゲームもプレイ可能で。ポケモンGOにも対応しています。
【追記】楽天モバイル公式サイトにてポケモンGO対応端末が発表されました
ポケモンGO配信当初、ZenFone2はポケモンGOに非対応とも言われていたのですが、GoogleマップやGoogle開発者サービス等のプリインアプリを最新版に更新にすればプレイ可能とのこと。
ジャイロセンサーを搭載しているのかポケモンGOのAR機能もちゃんと楽しめます。
格安スマホ(ZenFone 2)でポケモンGOを遊んでみた感想
実際にポケモンGOのアプリをダウンロードから、ゲームを遊んでみるまで一連の流れで特に気になった点はありません。普通に遊べました。
5時間ほどプレイしてみましたが格安スマホの端末スペック(性能)、通信速度でもポケモンGOは楽しめます。※ただしAndroid端末の場合、ポケモンGO自体がインストールできない機種もあります。
※格安スマホのZenFone2(NTTDoCoMo系の4G LTE回線)でプレイ中にフリーズした経験が1回だけありましたが、それはポケモンGO配信初日にアクセスが集中してサーバーがダウンしたことに起因するフリーズでした。(参考体験談)
多少データを読み込みで通信中に読み込みマークがでてきますが、気にならないレベルです。
GPS(位置情報)もズレることなく、道路上にキャラクターがほぼ正確な位置が表示されます。
ポケモンGO自体がそんなに高いスペックのスマートフォンや、速い通信速度を必要としているゲームではないみたいです。結構低スペックでのスマホでも遊べるように設計されています。
WiFi接続でポケモンGOをプレイするとフリーズしやすいかも?
ZenFone2ではポケモンGOをほぼ問題なく遊ぶことが可能なのですが、WiFi通信を経由してポケモンGOをプレイするとフリーズしやすい感じがします。
ポケモンGO公式サイトにも『Wi-Fi回線のみで接続している端末の動作は保証しておりません』と記載されているのですが、ポケモンGOとWiFiの相性はあまり良くないのかもしれません。
※データ通信量の節約のため、WIMAXやポケットWiFiを利用してポケモンGOを遊ぶ際も、フリーズしやすいかもしれないので注意して下さい。
ポケモンGOを遊ぶために必要なスマホのスペック・性能
ポケモンGOがプレイできると言われているスマホの情報をまとめてみます。
※100%動作を保証するものではないので、参考程度に聞いてください。
ポケモンGOが遊べるiPhone(iOS)端末
ポケモンGOはiPhoneシリーズなら2012年9月に発売されたiPhone5以降の機種なら遊べるようです。逆にiPhone4s以前の古いiPhoneには対応してないみたいなので、ポケモンGOを遊びたいなら比較的新しいiPhoneを購入しましょう。
※ただしTwitter上でiPhone4sでプレイできたとの情報あり。
ポケモンGOが遊べるAndroid端末
OSにAndroidを使用している端末ではAndroid バージョン4.4以上のスマートフォンでポケモンGOが遊べるようです。
Android 4.4のリリースは2014年7月21日なので、それ以降に発売されたスマートフォン。もしくはAndroid 4.4以上のOSが問題なく動作する端末でポケモンGOが遊べます。
※2014年以降に発売されたGoogleのNexusシリーズ、SONYのXperiaシリーズ、サムスンのGalaxyシリーズは性能が高いので問題なくポケモンGOが遊べると思います。
※【追記】HUAWEIのP8liteではポケモンGOがフリーズしやすいとの情報あり。公式サイトに掲載されているスペックをみたしていても、GPSの相性などでAndroid端末でポケモンGOがプレイできないことも・・・
気になるのが格安スマホに利用されるような低価格なSIMフリー機種。
だいたい2万円以上する機種ならポケモンGOが遊べる基準(性能・スペック)をみたしているようですが、それ以下の価格帯のSIMフリー機(例えば1万円前後のスマホなど)だと低スペックすぎてポケモンGOが動かないかもしれません。
【追記】ポケモンGOがインストールできないAndroid端末
最近発売された新しいAndroid端末でも一部の端末でインストールできない機種があるようです。
MVNOのIIJmioによると、自社で販売しているAndroid端末でポケモンGOの動作確認を行ってみたところ、ASUSのZenFonシリーズではポケモンGOがインストールできなかった模様です。
※ポケモンGOが遊べないAndroid端末はGoogle playにてポケモンGOのアプリをダウンロードしようとしても『お使いの端末はこのバージョンには対応していません』と弾かれるようです。
もしポケモンGO用の格安スマホを購入する場合は、こういった情報を参考にIIJmioで端末を選ぶといいと思います。
■IIJmio公式サイト→IIJmio高速モバイル/Dサービス
MVNO公式に動作確認を発表してくれると、ユーザーとしてもAndroid端末を購入する際の参考になるのでありがたいです。(個人で調査するには限界がありますからね、できるだけ有益な情報は共有したいです。)
ポケモンGOを遊んだ時のバッテリーの持ち時間
■ポケモンGOを遊んだ時のバッテリーの持ち時間は?
ポケモンGOを遊ぶのにどれくらいバッテリーを消費するのか調べるのに使用した端末はASUSのZenFone 2。バッテリーの容量は3000mAh リチウムポリマーバッテリー。
バッテリーの劣化具合は購入から9カ月、1日の平均使用時間は2~3時間。
この使用期間のAndroid端末でポケモンGOを2~3時間連続稼働させた時のバッテリーの消費量は約50~60%。
※当然使用するスマートフォンのバッテリー全体の容量や使用年数によってバッテリーの持ち時間が変わってきます。
またiPhoneだと30分で15%の消費、約3時間30分ポケモンGOを遊ぶとバッテリーが0になるという話です。
格安スマホでポケモンGOは遊べるのか?実際に検証してみました!まとめ
ポケモンGOは通信速度が遅い格安スマートフォンでも普通に遊ぶことができました。
あと気にすべき点はAndroid端末の性能ですね、Android 4.4以上のOSが動くならポケモンGOが遊べると思います。※iPhoneシリーズならiPhone5以降の端末。
それと外出先で思いっきりポケモンGOを楽しみたいなら、iPhoneやAndroid端末の充電に対応している↓こういった大容量のモバイルバッテリーを購入すると便利です。
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