実際に使用してみてわかった格安スマホの主な5つのデメリット

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実際に使用してみてわかった格安スマホや格安SIMの5つデメリットをまとめ!

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大手キャリアのスマートフォンやガラケーからMVNOの格安スマホに乗り換えた時のデメリットをまとめてみます。

格安スマホはすこし不便な部分やデメリットもありますが、キャリアの携帯電話から乗り換えれば毎月の通信費が大幅に節約できるというメリットがあります。

そこで格安スマホや格安SIMを実際に利用してみて感じたデメリットなどを紹介します。

これから格安スマホに乗り換えてみようと考えている方の参考になれば幸いです。

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MVNO 格安スマホ、格安SIMのデメリット

MVNOの格安スマホ(格安SIM)に乗り換えて感じた面倒な部分、デメリットが大きく分けて5つあります。

・電話番号の移行が面倒

・メールアドレスの変更が面倒

・SIMカードの差し替え、初期設定が少し難しい

・混雑時の通信速度が遅い

・電話を使用した分通話料金が掛かってしまう

基本的に格安スマホの利用で感じたデメリットはこの5つです。ガラケーからスマートフォンに替えるとバッテリーの消費が激しく、電池の持ちが短い(1~2日で充電が必要)のに驚きますが、これはハイエンドスマホのiPhoneやXperiaでも同じなのでデメリットから除外します。

デメリットその1 電話番号の移行が面倒 

格安スマホへの乗り換えには電話番号の移行や変更が必要になってきます。

MNP(番号ポータビリティサービス)を利用すれば、現在使用している電話番号をそのままで乗り換えが可能ですが、乗り換えに関連する作業やMNPの予約番号をとる手続きが面倒です。

他にも電話番号(MNP)の転出費用が2,000~3,000円ほど掛かったり、キャリアの2年縛り期間内なら契約解除料が9,500円ほど発生するでしょう。

古いスマホから新しいスマホへの電話帳のデータの移動も若干面倒です。

デメリットその2 メールアドレスの変更が面倒

格安スマホではキャリアのメールアドレスが使用できないので、メールアドレスの変更が必要になってきます。

キャリアのメールアドレスとは、アドレスの最後が『docomo.ne.jp』『ezweb.ne.jp』『i.softbank.jp』『softbank.ne.jp』になっているメルアドのことです。

キャリアのドコモやau、ソフトバンクで提供されるメールアドレスは全部このアドレスを使用していると思います。

格安スマホではこのキャリアのメールアドレスが使えなくなるので、GoogleのGメールやYahoo!などのフリーのメールアドレスに変更する必要があります。このメールアドレスの変更を家族や友人、仕事先などに知らせる作業が、連絡先が多いほどとても面倒になってきます。

デメリットその3 SIMカードの差し替え、初期設定が少し難しい

基本的に格安スマホを利用する場合は、SIMカードの差し替えや最初の初期設定を自分で行わないといけません。

SIMカードの差し替え

スマートフォンにより難易度が変わってきますが、SIMカードの交換がちょっと難しいです。一度慣れてしまえばSIMカードの差し替え作業も簡単なのですが、初めてSIMカードの交換を行う格安スマホ初心者にとっては少しハードルが高いと思います。

格安スマホの初期設定

スマートフォンにSIMカードをセットした後に、初期設定としてネットワーク(APN)設定をしなくてはいけません。このネットワーク設定のやり方が少し難しいです。

ある程度パソコン関連の知識があったとしても、格安スマホの扱いに慣れていない初心者が自力で設定を行おうとすると時間が掛かると思います。

初期設定の方法は、申し込んだMVNO(格安スマホ提供会社)のホームページ等にその設定方法が載っていると思いますので、それを参考にすると意外と簡単にできたりします。初期設定の方法を調べる場合はMVNOのホームページを参考にしましょう。

IIJmio iPhone(iOS7.x/8.x) の初期設定

IIJmio Nexus 7(Android 4.x) の初期設定

楽天モバイル 初期設定『ご利用マニュアル』

UQmobile  初期設定方法

iOS、AndroidOSともに初期設定(APN設定)の方法はほとんど同じです。ここで挙げたホームページの内容を見て予習しておくと、初めて格安スマホの設定を行う時に役に立つかもしれません。

デメリットその4 混雑時の通信速度が遅い

どのMVNOでもそうなのですが、格安スマホは混雑する時間帯のインターネットへの通信速度が遅いです。特に平日昼の時間帯12:00~13:00、夜の19:00~0:00の時間帯が遅くなります。

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空いている時間は下りで20~30Mbps、上りで10Mbps以上と十分な速度がでるのですが

お昼の混雑する時間帯では下り0.5~0.6Mbps前後にまで速度が落ちてしまいます。

スマートフォンをよく利用するヘビーユーザーにとっては、この遅さが気になるかもしれませんね。

デメリットその5 電話を使用した分通話料金が掛かってしまう

格安スマホでは電話を掛けた時間に応じて通話料金が発生します。

キャリアのプランのように定額でかけ放題のプランがないので、仕事などで電話をよく利用する人にとっては格安スマホの方が料金が高くなるなんてこともあります。

電話料金が半額になる通話アプリや、IP電話、LINEの無料通話など通話料金を節約する方法はあるのですが、よく電話を利用する人はキャリアのプランの方がおすすめだったりします。

MVNO 格安スマホ、格安SIMの主なデメリット5つ  まとめ

格安スマホや格安SIMの大きな5つのデメリット

・電話番号の移行が面倒

・メールアドレスの変更が面倒

・SIMカードの差し替え、初期設定が少し難しい

・混雑時の通信速度が遅い

・電話を使用した分通話料金が掛かってしまう

キャリアの携帯電話からの乗り換えで感じた大きなデメリットはこの5つですね。サポートが悪いという話も聞きますが、普段からキャリアのサポートを利用したことのない人にとってはあまり関係のない話かもしれません。

格安スマホを利用する場合は、主にこの5つのデメリットを乗り越えられるかどうかです。個人的な感想を言わして頂くと、格安スマホを利用するメリットは十分にあります。

格安スマホへの移行が面倒なのは、本当に最初の部分(電話番号の移行、メルアドの変更、初期設定)だけです。これさえやってしまえば、後はMVNOの通話SIM3GBのプランで月額1,600円でスマートフォンが利用できます。

通信速度も混雑時以外はほとんどストレスなく利用できますし、工夫次第で通信の遅さもある程度カバーできます。

よほどのヘビーユーザーでない限りは格安スマホのプランで満足するはずです。やはりデメリットよりもメリットの方が上回っているからです。

一度MVNOの格安スマホを利用してみるとその便利さが分かると思います、料金が安いだけに多少不便な面もありますが通信費が節約できることを考えると、十分にスマートフォンの選択肢としておすすめできます。

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