格安スマホMVNOの効果も!?NTTドコモの回線契約数が7,000万件を突破
大手携帯キャリアのNTTドコモは2016年2月10日の報道資料で、ドコモの携帯電話契約数が7,000万を突破したことを発表しました。
■NTTドコモ、契約者数の推移
1979年12月サービス開始
1993年 2月:100万契約突破
1997年 2月:1000万契約突破
1998年 8月:2000万契約突破
2000年 4月:3000万契約突破
2002年 1月:4000万契約突破
2005年11月:5000万契約突破
2012年 3月:6000万契約突破
2016年 2月:7000万契約突破
2005年の回線契約数5,000万件から6,000万件達成までは約7年間ほどかかりましたが、2012年の6,000万件から7,000万件までの到達期間はわずか約4年しかかかっていません。
2012~2013年頃にはAppleのiPhone導入の遅れでソフトバンクやauへのユーザーの流出が止まらない、全体の回線契約数が減少傾向にあったはずなのに、この伸び率はすごいですね。
NTTドコモによれば、2013年にiPhoneの取り扱いを開始、他にもタブレットの販売が2台目需要として拡大した点などを契約者数の増加の要因に挙げています。
総務省が公開している資料によると、2015年9月末時点での携帯キャリア各社のシェアは、NTTドコモが43.6%、KDDI(au)が28.5%、ソフトバンクが24.7%、Y!mobileが3.2%となっており、iPhoneの早期投入でシェア拡大を拡大させたソフトバンク、auでさえ、まだまだ追いつけないNTTの牙城はさすがと言ったところです。
格安スマホMVNOの登場も増加要因の1つか
2016年現在、MVNO市場はNTTドコモが優勢です。MVNOサービスの回線契約数は携帯電話(3G/LTE)が1065万回線と(そのうち格安SIMの回線契約数は405.8万回線)
携帯電話の総契約数に対してのMVNOの割合は2~3%前後とまだ多くはないのですが、格安スマホの利用者の増加もNTTドコモの契約者数増加に一役買っているようです。
格安SIMはタブレット端末をインターネットに接続するのに便利で、お手軽にしかも安くネット環境を構築できるので重宝します。
ソフトバンクもauもMVNO(格安スマホ)の存在をそこまで脅威とは感じていないようですが、その経営戦略が今後どのように影響するのか楽しみであります。
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