デビットカードで契約できるMVNOの『楽天モバイル』
先日、クレジットカードが無くても申し込みが可能なMVNO(格安スマホ提供会社)の『楽天モバイル』に実際にデビットカードを使って申し込んでみました。
最近、何かと話題の格安スマホですが多くのMVNOでは格安スマホの契約にクレジットカードが必須です。
そんな格安スマホの申し込みにクレジットカードを持っていない私が挑戦!クレカを1枚も持っていなくて、格安スマホの契約をあきらめている方の参考にこのブログがなれば幸いです。
格安スマホ『楽天モバイル』の特徴とは?
楽天モバイルはNTTドコモのネットワーク回線を使用しているMVNO(格安スマホ提供会社)です。楽天グループ傘下の企業なので資本はしっかりとしていると思います。
NTTドコモが提供している機種(スマホ)ならばSIMロック解除が不要で、手持ちのスマートフォン(iPhone、Android)やタブレットを格安スマホとして利用可能です。
音声通話SIMの料金プランは月額1,250円~2,960円から、大手通信キャリアのプランと比べても半額から3分の1以下の料金でスマートフォンを維持することができます。
さらに楽天モバイルがおすすめな点は販売しているSIMフリースマートフォンの種類が豊富で、選べるセットプランの種類が充実しているところでしょうか。
格安スマホの申し込みが初めてな利用者うち、約7割が『SIMカードとスマホ』がセットになったこのプランを選んでいると言います。
今回はそんなMVNOとして有名な『楽天モバイル』の契約にデビットカードが使えるという事なので、ちょうど格安スマホの申し込みをしようと考えていた所なので、本当にデビットカードでも契約できるのか試してみました。
クレジットカードなしでも契約できる『楽天モバイル』
■楽天銀行のデビットカードがあれば「楽天モバイル」の契約が可能です
楽天銀行が発行するデビットカード『楽天銀行デビットカード』があれば、同グループの楽天モバイルに申し込むことが可能です。
実際に楽天モバイルの申し込みに使用したのは楽天銀行(旧イーバンク銀行)のデビットカードです。
カードのブランドは年会費が無料の『楽天銀行デビットカード(JCB)』で申し込んでみました。
楽天モバイルで使えるデビットカードの種類は2つ
■楽天モバイルの公式サイト(質問ページ)に使用できるデビットカードのことが記載されています。
楽天モバイルの公式サイトによると同サービスの契約に使用できるデビットカードは『楽天銀行』及び『スルガ銀行発行のカード』の2種類。
私はそのうちの楽天銀行が発行する楽天銀行デビットカード(JCB)を使って実際に楽天モバイルに申し込んでみました。
デビットカードでも楽天モバイルの音声通話SIM、データ通信SIM、端末のセットプランの申し込み契約が可能です。
■ただしデビットカードで契約する場合は事前にお金の準備(入金)が必要です。
デビットカードは即時決済方式のため、銀行口座内に十分な金額(お金)がないと、カードを使うことができません。
例えば定価29,880円(税別)の「HUAWEI P9lite」を購入する場合、端末の購入費用分を事前に楽天銀行の口座に振り込んでおく必要があります。
楽天モバイルで約3万円の端末を購入する場合は、端末の購入費用、事務手数料3,240円、月額料金(目安1~2か月分)などを考えると、余裕をもって4万円くらい楽天銀行に入金しておく色々と安心です。
■クレジットカードを作成できるなら楽天カードがお勧めです
もしクレジットカードを作れるなら楽天グループが発行する「楽天カード」のお申込みがお勧めです。
楽天銀行のデビットカード(JCB)で申し込んでみました
■ここからは実際に楽天銀行のデビットカードで楽天モバイルに申し込んでみた時の手順をまとめてみます。
今回、私が楽天モバイルの契約に使用してデビットカードは、楽天銀行(旧イーバンク銀行)の『楽天銀行デビットカード』です。
カードのブランドは年会費無料の 楽天銀行デビットカード(JCB)
楽天銀行のデビットカードはデビットとしては珍しく、JCBブランドなら年会費が無料。
デビット機能付キャッシュカードなので銀行やコンビニのATMでお金の振り込み、引き出し等もできクレジットカードの代りのような使い方もできるので便利です。
※楽天銀行デビットカード(Visa)は年会費が1,029円(税込み)が掛かってしまうので、カードに申し込むなら年会費が無料のJCBブランドがお勧めです。
楽天モバイルの申し込みで準備したもの
私が事前に用意したものは2つ
①楽天銀行デビットカード(JCB)を1枚用意。(※楽天銀行口座内には余裕を持って約5万円を入金済み)
②楽天モバイルの契約には携帯電話不正利用防止法に基づく本人確認のため、本人確認書類が必要(デジタルデータのアップロードが必要)です。
■現在使用している携帯電話の番号をそのまま楽天モバイルで使用する場合
現在使用している電話番号をそのまま引き継ぐ場合には「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)予約番号の有効期間が 10日以上残っているチケット」が必要になります。
※新規に電話番号を発行して楽天モバイルを利用する場合は、この3つめの項目「MNPチケット」は用意する必要がありません。
準備が整ったら楽天モバイルに申し込む(楽天アカウントの登録)
楽天モバイルのお申し込みには楽天会員のアカウントが必要です。
楽天市場の利用など、すでに楽天会員のアカウントを取得済みの方は住所登録などのお客様情報の入力を省略することが可能です。
デビットカードでの申し込み方法・手順
■お客様情報入力画面にてお支払い方法を選択するときにデビットカードの情報を入力する
お客様情報入力時に『お支払い方法(カード情報)』を選択する場面があるのですが、この時にデビットカード(楽天銀行デビットカード)の情報を入力すれば楽天モバイルへの申し込みが可能です。
↑画像のカード情報の記入画面で楽天銀行デビットカードの情報を入力すれば楽天モバイルの契約が可能です。
■楽天銀行デビットカード(JCB)を使用するなら、カード会社選択はJCB
例えば楽天銀行デビットカード(JCB)ならカード会社はJCBを選択。
その後はデビットカードに記載されている『カード番号』や『カードの有効期限』『カード名義人』などを入力していきます。
■セキュリティーコードはデビットカードの裏面に記載されています。
【追記】楽天モバイルをデビットカードで申し込む際の注意点
デビットカードで楽天モバイルを申し込む場合、楽天銀行の口座内の金額には注意したほうがいいかもせれません。
SIMフリーのスマートフォンとSIMカードをセットで購入する場合、楽天モバイルの申し込み手続きがすべて完了すると同時に口座から端末代が引き落とされます。
(↓デビットカードは即時決済方式のため、口座からすぐに端末代が引き落とされます)
特にSIMフリーのスマホ(端末のセットプラン)を購入する場合は楽天銀行の口座内の金額は、あらかじめ余裕をもった金額を入金しておいた方がいいと思います。
念のために最低でも『端末の購入費用』『事務手数料3,242円』『1ヵ月分の料金』くらいは口座内にあったほうがいいと思います。
※楽天銀行口座内の金額が残高不足だと楽天モバイルに申し込み契約ができないかもしれないのでご注意を。
クレジットカード不要の格安スマホ『楽天モバイル』に申し込んでみた まとめ
私が実際にデビットカードで楽天モバイルに申し込んでみたところ、楽天銀行のデビットカードなら契約が可能でした。
申し込みに使用したカードは楽天銀行が発行する『楽天銀行デビットカード(JCB)』です。
楽天銀行デビットカード(JCB)なら年会費が無料で、楽天銀行の口座さえあれば審査もなく簡単にカードが発行できるのでおすすめです。※楽天銀行デビットカード(VISA)だと年会費が1,029円掛かります。
■楽天銀行デビットカードの発行には、まず楽天銀行の口座開設が必要です
もし楽天モバイルの契約用に楽天銀行のデビットカードを作成するならJCBブランドがお勧めです。
申し込み手続きの完了
必要な項目に情報を記入し、申し込みを済ませたあと
『楽天モバイルお申し込み受付完了のお知らせ』のメールが届けば、お申し込みの手続きは完了です。
その後すぐに楽天モバイルカスタマーセンターから本人確認書類の提出を求められ
運転免許証などの画像データをアップロードし、申し込み内容と違いがないか確認が取れたら最終的な手続きが完了し商品の発送に移ります。
申し込み全体の作業時間は1時間~2時間程度で完了します。事前に本人確認書類など必要なものを準備しておくとスムーズに作業が進められます。
スマートフォンなどの携帯電話の契約は、お申し込みに際し重要な個人情報などをきちんと記入しないといけないので、記入ミスや本人確認書類に間違いがないか確認しながら慎重に作業をしましょう。
楽天モバイルの手続き、商品の発送はとても早かったです
格安スマホの申し込みから、スマートフォン端末とSIMカードの発送まではとても早かったです。
楽天モバイルでの申し込み後、3日後にはスマホとSIMカードがセットで送られてきました。
端末セットの発送は日時や時間帯の指定ができ、配達状況もネットで調べられるので大変重宝しました。SIMカードは1週間後に別の便で届くと思っていたので、楽天モバイルの商品の発送の早さにはとても満足しています。新生活が始まる時期ではなく閑散期に申し込んだが良かったのかも。
3、4月の新学期が始まる時期や新生活シーズでは携帯電話の契約数が伸び、企業として忙しくなるので、その時期付近だと商品の発送はもう少し遅くなるかもしれませんね。
楽天モバイルの通信速度は意外に速い!?
大手キャリアの通信回線を利用しているとは言え、『格安』スマホなのでインターネットの回線速度には期待していなかったのですが
楽天モバイルの通信速度は予想以上に早かったです。
利用者が多そうな日曜日のゴールデンタイム(19 – 22時頃)に速度を計測すると下り平均20Mbps、上りで平均5Mbpsほど速度が出ていてかなり速かったです。
キャリアと比べて回線速度は遅いだろうなと予想していたのに、これには驚き。
自宅で使用しているADSLより7倍速い!
まだ使用し始めて、すべての時間帯や色々な場所で速度を調べたわけではないので今後どうなるかわかりませんが、この速度は十分速いと言えますね。
これで音声通話SIMなら月1,600円ほど、データ専用SIMなら月1,000円くらいで利用できるので楽天モバイルはおすすめです。料金や月にデータ容量も他のMVNOと比較しても遜色ないので格安スマホの選択肢として楽天モバイルはありです!
使用していないdocomoのスマートフォンやタブレットをインターネットに接続するのに便利ですね、データ専用SIMなら月1,000円程度で解約料も掛からないので試しに使用してみても費用が少なくて済むので失敗したときのリスクも非常に小さいです。
この料金である程度の回線速度が確保できるなら、本当に格安SIMは便利ですね。
楽天モバイルのデータ専用SIMはSMS機能付きも選べます。
格安スマホや格安SIMに興味があって、これから利用しようと思っている方には【楽天モバイル】がおすすめです。
楽天モバイルはデビットカードでも契約できるので、クレジットカードがない人でも契約できます。インターネットの速度もそれなりに出るので格安とはいえ十分にメリットがあります。
楽天モバイルでは申し込み時にポイントが貰えるキャンペーンなんかも頻繁に行っているので、格安スマホに興味があればどうぞお試しください。
■『楽天モバイル』公式サイトはこちらから!
※最大5,000円相当のポイントが貰えるキャンペーンを実施中!
▲楽天モバイル 通話SIMプランは月額1,600円のプランがおすすめです