楽天モバイルの通信速度が遅い!?人気の格安SIMが抱える速度低下問題とは?
MVNO業界の中でもトップクラスの契約者数を誇る『楽天モバイル』
『楽天(Rakuten)』グループの知名度を活かした販売戦略と、「話題のスマホが最大95%OFF!」や「お申込みでポイントプレゼント」など、各種お得なキャンペーンによりこれまで順調にシェアを伸ばし続けてきました。
しかし、そんな快進撃を続けてきた楽天モバイルにも、最近は暗雲が立ち込めてきました。
■楽天モバイルの通信速度に不満があるならこちらのMVNOがお勧め。(※LINEモバイルの通信速度はかなり速いです。)
通信速度が非常に遅かった楽天モバイル
「格安」スマホサービスなのでお昼休みや、回線が混雑する時間帯で速度が遅くなるのは仕方がないと思うのですが、一時期の楽天モバイルの通信速度はかなり酷かったです。
楽天モバイルの場合だと
・楽天市場やYahoo!ショッピングなど、画像が表示されるまで10~15秒以上掛かる。
・たまに回線が重すぎて(パケ詰まりのような感じで)サイトにアクセスできないことも。
・高画質な動画の視聴は読み込みでよく止まることがある。
・TwitterやLINEの画像が表示されるまで5~10秒位掛かる。
特に2016年11月から2017年1月頃がひどく、連日、昼夜問わず通信速度が遅くてWebサイトの閲覧すら困難なくらい回線が重く、利用者が少ない早朝や深夜の時間帯でも常にインターネットにアクセスしずらい状況でした。
【追記】ちなみに現在では通信帯域を増強したのか、通信速度も改善されけっこう使いやすくなっています。※2017年5月時点(ただし携帯キャリア並みの速さを期待してはいけません。)
楽天モバイルの通信速度が遅い原因は?
MVNOの通信速度はいくつかの複合的な要因で決定されるのですが……
約1年間、楽天モバイルを利用してきた感想としては、以下の条件の時に通信速度が遅くなりやすいです。
■新生活シーズンの時期が特に遅くなりやすい
春の新生活シーズンでは、携帯キャリアから楽天モバイルへの乗り換えで利用ユーザーが急激に増える影響か、3~4月に通信環境が急激に悪化することがあります。
(利用者が急激に増減する時期に速度が低下しやすい。)
他にも10~11月以降も通信速度がかなり低下する時期がありました。
■人気のMVNOほど通信速度が遅くなりやすい
サービス開始当初は通信速度が速くて評判だったMVNOでも、その後利用者が増えるにつれ通信速度が遅くなると言う話をよく聞きます。
評判が良いMVNOほど利用者が集中→結果として回線が混雑して速度低下
MVNOでも通信帯域の確保などで対応するのですが、大手携帯キャリアの3分の1程度の料金でサービスを提供しているため、予算的にも余裕がなく、通信速度が全然改善しないなんてこともよくあります。
■通信速度の速さは地域差もある
また同じ時間帯でも、格安スマートフォンを使用する地域や場所によって通信速度に違いがでるみたいです。(あと使用する端末の性能次第で速度が変わってくることも。)
特に人口密度の高い首都圏や駅周辺など、人が多い場所では回線が混雑しやすいのか通信速度が遅くなりやすいという話です。
この問題に関しては利用者側ではどうしようもないので、自分の周囲に楽天モバイルユーザーが増えないよう祈るしかないです。
通信速度が遅い格安スマホを少しでも快適に使う方法は?
■通信速度がNo.1の『UQモバイル』
格安スマホサービスといっても中には通信速度が速いと評判のMVNOもあります。
大手携帯電話会社のau(KDDI)のサブブランドとして有名なUQモバイルは、MVNO業界No.1の通信速度として評判です。
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UQモバイルではApple社の「iPhone5s」や、おサイフケータイ機能対応の日本製スマホ「arrows M03」、Wimax2+対応コスパ最強の「HUAWEI P9 lite(PREMIUM)」など全12種類の人気モデルを用意!
格安SIMサービスとしては後発ながらもテレビCMの放送やauショップでの販売など、KDDIグループの知名度を活かして、その契約者数を伸ばしている、いま一番勢いのあるMVNOの1つです。
またUQモバイルでは「ぴったりプラン」と呼ばれる、無料通話が付いた独自のプランを提供しているので、電話をよく利用する人にUQモバイルのプランがお勧めです。
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通信の遅さは工夫次第で回避できる
格安スマホ(格安SIM)の通信速度の遅さは工夫次第で回避できます。
例えば外出先でインターネットを利用するなら無料のWi-Fi接続を利用したり、無料Wi-Fiのセキュリティに不安を感じるなら、楽天モバイルでは月額362円(税別)の有料ですが公式のWi-Fiサービスも利用できます。
自宅で格安スマホを快適に利用したいならWi-Fiルーター(無線LAN)の購入がおすすめです。
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通信速度は自宅の固定回線(ひかりやADSL)に依存しますが、格安スマホより断然速くて安定しています。
またWiFi通信経由でインターネットに接続すれば、毎月のデータ容量の上限を気にせずにネットが使い放題。通信制限に引っ掛かってもWiFi通信なら速度も普通で快適に利用できます。
格安スマホに乗り換えればWi-Fiルーターの購入費用5,000~6,000円なんてすぐに回収できるので、格安スマホを自宅で快適に使いたいなら是非1台持っておきたいアイテムです。(全然スマホの使い勝手が変ります。)
楽天モバイルの通信速度は遅い? まとめ
最後に今回の『楽天モバイルの通信速度が遅くなった』という話をまとめてみると
■格安スマホ(格安SIM)の通信速度には地域差がある。
■都心部など人口密度が高い地域や混雑する時間帯は速度が遅くなる。
■逆に利用者が少ない時間帯なら格安スマホでも動画の視聴も可能。
■有名でMVNOほど利用者が多くなり、通信速度が遅くなりやすい。
■通信速度の遅さは工夫次第である程度回避できる。
楽天モバイルに限らず格安スマホ全般に言えることなのですが、利用者が多くなる時間帯では混雑して通信速度が遅くなります。
時間帯によっては動画の視聴が可能なくらい速度がでるし、平日のお昼頃(12:30~1:00)の間は混雑して激遅になったりと結構差があります。
やはり格安でサービスを提供しているので、その辺の不便さは我慢しないといけません。
■通信速度が速いMVNOはないのか?
通信速度が速いMVNOとしてはau回線を使用した『UQモバイル』や、SoftBank傘下のブランドである『Y!mobile(ワイモバイル)』。
そしてNTTDoCoMo回線では話題の『LINEモバイル』辺りが通信速度が比較的通信速度が速いと言われています。
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もし少しでも速度が速い格安SIMサービスをお求めなら、この3社が通信速度が速いと評判なのでお勧めです。