iPhoneSEを格安SIMで利用すると月額いくらになるのか?大手キャリアの料金プランと徹底比較!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

iPhoneSEは月額いくらで持てるのか?SIMフリー版iPhone+格安SIMの組み合わせ

SnapCrab_NoName_2016-4-17_5-4-24_No-00

格安SIMの登場で大手携帯電話会社以外のプランの選択肢が可能になったスマートフォン業界。

携帯電話全体の契約数に占めるMVNOのシェアはまだ5%ほどですが、徐々に一般にも浸透し始めている格安スマホ。

そしてMVNOが提供する格安SIMを用いれば、あのiPhoneすらも格安スマホとして利用できます!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

SIMフリー版スマホとは?

SIMフリー版スマホとは文字通りSIMフリーのスマートフォンのことです。SIMカードの規格と電波の周波数帯さえ合えば国内の携帯電話会社はもちろん、理論上は海外の通信会社のSIMカードを購入して国外で利用することが可能です。(※ただ、国によっては技適マークが付いてない外国製の携帯電話は法律によって規制されている場合があります。)

日本では技適マークの付いているSIMフリースマホであれば、大手携帯電話会社やMVNOのSIMカードを自分で購入して国内で使用することができます。

SIMフリー版iPhoneSE+格安SIMの組み合わせも可能

Appleの公式ストアで販売されているSIMフリー版iPhoneを購入して

Apple公式オンラインストア

楽天モバイルやIIJmio(アイアイジェイミオ)のSIMカードを使用すれば、あのiPhoneSEを格安で運用することも可能です。

キャリアのiPhoneSEプランと格安SIMの料金比較

個人的にSIMフリー版のiPhoneSEを購入して、格安SIMと組み合わせて使用してみようと考えているのですが、大手キャリア(携帯電話会社)のプランと比較して料金がどれくらいお得になるのか?ちょっと計算してみたいと思います。

※分かりやすくまとめるため数十円単位の端数は省略して計算します。

SIMフリー版iPhoneSEの販売価格

Apple公式オンラインストアで販売されているSIMフリー版iPhoneSEの販売価格はこのようになっています。(2016年5月時点)

■iPhoneSE 16GB 47,800円(税抜)

■iPhoneSE 64GB 59,800円(税抜)

2016年3月31日に発売されたiPhoneSEの当初の販売価格は16GBの機種で52,800円(税抜)、64GBの機種で64,800円(税抜)だったのですが

年初に1ドル120円を付けていたドル円が4~5月には110円を割り込む急激な円高の影響で、発売からたったの3週間でiPhoneSEは約5,000円の値下げ、iPhone6sも約9,000円の値下げと消費者にとって購入しやすい価格帯に値下がりしています。

関連記事AppleがSIMフリー版iPhoneの値下げを発表!円高による還元実施中

▶iPhoneSEの税込価格(消費税8%)

SIMフリー版iPhoneSEの税込価格はこんな感じです。(※5月時点でのiPhoneSE 参考価格)

■iPhoneSE 16GB 51,624円(税込み)

■iPhoneSE 64GB 64,584円(税込み)

月額料金はデータ定額3GBのプランで比較

SnapCrab_NoName_2016-5-4_9-43-56_No-00

■MVNOはiPhoneSEにも対応しているIIjmioの音声通話SIM、データ定額3GBのプランで比較

iPhone6・最新のiOSにも対応/IIJmio格安SIM

IIjmioのデータ定額3GBのプランは月額1,600円、税込価格だと月額約1,700円になります。

※MVNOの格安SIMを使う場合は別途スマホ本体を用意しないといけないので、これにiPhoneSEの購入費用が掛かります。

■キャリアのプランはauのスーパーカケホ、データ定額3GBのプランで比較

auの料金シミュレーターでiPhoneSEの利用料金を計算してみると、機種代込みで月額7,100円(税込)

※iPhoneとauひかり(ひかり回線)をセットで契約すると割引きになる『auスマートバリュー』を適用した場合の月額料金は約6,100円。

※さらに古いiPhoneを下取りに出すと月額約5,000円ほどでiPhoneSEを契約可能。

iPhoneSEを『2年間』と『4年間』利用した場合の料金

取りあえずiPhoneSEを2年間と4年間利用した場合で計算して料金を比べてみたいと思います。

■IIJmioの格安SIMでiPhoneSEを2年間利用した場合の月額料金

・iPhoneSE 16GBの税込価格は51,624円。これを2年間(24ヵ月)使用した場合の1ヶ月当たりの費用は『51,624円÷24ヵ月=月2,151円』

・iPhoneSE 64GBの税込価格は64,584円。これを2年間(24ヵ月)使用した場合の1ヶ月当たりの費用は『64,584円÷24ヵ月=月2,691円』

これにIIjmioの音声通話SIM データ定額3GB 月額1,700円(税込み)の料金をたすと

■iPhoneSE 16GB 月額3,851円(2年間)

■iPhoneSE 64GB 月額4,391円(2年間)

■IIJmioの格安SIMでiPhoneSEを4年間利用した場合の月額料金

・iPhoneSE 16GBの税込価格は51,624円。これを4年間(48ヵ月)使用した場合の1ヶ月当たりの費用は『51,624円÷48ヵ月=月1,075円』

・iPhoneSE 64GBの税込価格は64,584円。これを4年間(48ヵ月)使用した場合の1ヶ月当たりの費用は『64,584円÷48ヵ月=月1,345円』

これにIIjmioの音声通話SIM データ定額3GB 月額1,700円(税込み)の料金をたすと

■iPhoneSE 16GB 月額2,775円(4年間)

■iPhoneSE 64GB 月額3,045円(4年間)

このようにSIMフリー版iPhoneSEと格安SIMの組み合わせは、iPhoneSE本体を購入して大切に長く使用するほど、1ヵ月当たりの減価償却費の割合が下がってくるのでトータルでお得になってきます。仮にiPhoneSEを4年間使用できれば64GBの機種でも月額3,000円ほどで利用可能になります。

※ちなみに3年で計算してみるとiPhoneSE 16GB 月額3,134円(3年間)、iPhoneSE 64GB 月額3,494円(3年間)でした。

iPhoneSEを格安SIMで使うと月額いくらなのか? まとめ

NTTドコモやソフトバンクのiPhoneSEの月額利用料金もauとほぼ同じ平均約6,000~7,000円くらいです。

自宅の固定回線(ひかり回線)を同じ通信会社でまとめて、古いiPhoneの下取りプログラムを利用すれば月額5,000円くらいでiPhoneSEを契約できるのですが、ここは間を取ってiPhoneSEの料金は月額6,000円として計算してみます。

■購入するのはiPhoneSE 64GB

OSの更新や写真、音楽、動画撮影などiPhoneを余裕を持って使いたいならストレージ容量は64GBの方がおすすめです。長く利用することを考えてもやはりiPhoneSE 64GBを購入したほうがいいでしょう。

MVNO(音声通話SIM データ定額3GB 月額1,700円(税込み))の利用料金+iPhoneSEの端末代を年数で均等割りして合計した月額料金。

・iPhoneSE 64GB 月額4,391円(2年間)

・iPhoneSE 64GB 月額3,494円(3年間)

・iPhoneSE 64GB 月額3,045円(4年間)

※格安SIMはさらに電話(通話)を掛けた分、別途に料金が発生します。

※計算は大雑把に。

キャリアのiPhoneSE 64GBの料金を月額6,000円とすると、2年間で約38,400円ほどSIMフリーiPhone+格安SIMのほうが安くなります。

4年間利用できれば実質キャリアの約半額の料金でiPhoneを使用することができ、3,000円×48ヵ月で約144,000円の通信費の節約につながります。

iPhoneのバッテリーは2~3年程度で寿命を迎えるので、4年以上長く使うためには途中でバッテリーの交換修理(9,400円税別)をしたほうがいいのですが、その費用を含めたとしても文字通り格安SIMのほうが格安でiPhoneを運用することができます。

格安スマホや格安SIMの利用が初めてな人にとっては、iPhoneを格安スマホとして使用するのは少し知識と経験が必要なのですが(SIMカードはnanoSIMを用意、iPhoneの初期設定にはWiFiが必要、最新のiOSへの更新はMVNOの動作確認をまってから等)

iPhoneの格安スマホ化には少々難しい面もあるのですが、それに見合うだけのメリット(高いスマホ料金の大幅節約)があります。

格安SIMが一般に浸透するにはもう少し時間が掛かると思いますが、格安SIMは非常に使い勝手が良くiPad Airなどのタブレットや、乗り換え等で余ったiPhoneを子供用に転用したり、データ通信専用機種として予備のスマホとして使用したりと利便性が高いです。

SIMフリー版iPhoneを購入するならApple公式ストアで!

日本ではiPhoneシリーズの人気が非常に高く、スマートフォン利用者の約50%以上がiPhoneを所持していると言われています。(統計によっては53.49%がiPhone利用者という数字も!)

また新機種への乗り換え等でキャリアが下取りした古いiPhoneは海外へ輸出され、国内の中古市場に出回ることが少なく値崩れしにくい要因となっています。特に格安スマホとして転用しやすいDoCoMoやSIMフリーのiPhoneは高値で取引され、最新の機種だとほとんど値が下がりません。

iPhoneSEが発売され旧機種になったiPhone5sでさえも、DoCoMoやSIMフリーの機種では中古価格が3万円前後の値段を付けています。

新品のiPhoneSEの価格が税込で5~6万円前後ですから、もしSIMフリー版のiPhoneを購入するならAppleのオンラインストアで新品のiPhoneを購入したほうが公式のサポートや保証も受けられるのでおすすめです。

Apple公式オンラインストア

■SIMフリー版iPhoneSEにおすすめな格安SIM

SIMフリー版iPhoneを格安スマホとして利用するなら楽天モバイルかIIJmioの格安SIMがおすすめです。

■楽天モバイル→ 楽天モバイルはドコモネットワークだから高品質

■IIJmio→iPhone6・最新のiOSにも対応/IIJmio格安SIM

※ちなみに、この2社はNTTDoCoMoのネットワーク回線を使用しているので、DoCoMoのiPhoneならSIMロック解除をしなくても格安スマホとして利用できます。

※最新機種のiPhoneSE(docomo版/SIMフリー版)で動作確認済み。

■また『楽天モバイル』ではiPhoneの使い方や設定方法を掲載しているので、初めて格安SIMを扱うときの参考になります。

楽天モバイルでiPhoneを使う(楽天公式サイト)

iPhoneのSIMカードの取り付けかた、APNの設定方法(楽天公式サイト)

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加