『東京電力』と『ENEOSでんき』の電気料金比較!毎月の電気代はどちらが安いのか?

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【電力自由化】電気料金比較!『東京電力』VS『ENEOSでんき』

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2016年4月から本格的にスタートした電力の自由化、一般消費者でも自由に電力会社や電気プランを選択できるようになりました。

東京電力管轄内では東京ガスが提供する電力や、JXエネルギーの『ENEOS(エネオス)でんき』、投球グループが提供する『東急パワーサプライ』などの新電力会社が注目を集めています。

せっかく電力自由化で好きに電力会社を選べるようになったので、私の家も新しい電力会社に乗り換えてみようと思い、新電力に申し込んでみました。

私が契約した新電力はJXエネルギーが提供する『ENEOSでんき』です。

【ENEOSでんき】まとめなくても電気代がおトク!

JXエネルギー株式会社は、石油製品の精製及び販売等を行う日本の企業。持株会社JXホールディングスの傘下であり日本の石油元売として最大手、世界では第8位の規模を持つ大企業です。一般にはガソリンスタンドのENEOS(エネオス)が有名だと思います。

色々な企業が電力事業に新規参入し、この春から始まった電力の自由化。最近の電気代は2009年頃の安かった時期と比較すると全体で30%ほど値上がりしています。そんな高騰している電気代を少しでも節約するために新しい電力会社を利用してみるわけですが……

では『本当に新電力は安いのか?』と、少し疑問に思ったので実際に各社の電気料金は安いのか調べてみようと思います。

ここでは『東京電力』と『ENEOSでんき』の料金プランを比較して観ていこうと思います。

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『東京電力』と『ENEOSでんき』の料金比較!

■比較してみるのは東京電力とENEOSでんきのプランです。

■契約の種類は主に一般家庭用で使われる従量電灯B、2016年4月時点での電気料金単価で計算してみます。

従量電灯Bの基本料金

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※画像は東京電力の基本料金

各アンペア毎の基本料金は東京電力、ENEOSでんきともに同じです。

各電力会社の従量料金

■東京電力

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■ENEOSでんき

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各社の従量料金ほ比べてみると1ヵ月の電気使用量が120kWh未満なら東京電力の方が安いのですが、120kWhを超えるとENEOSでんきのほうが安くなってきます。(2016年4月時点)

ENEOSでんきの料金シミュレーターによると、月間の平均電気使用量が200kWh、料金換算では月額平均5,500円以上の電気代がかかっているご家庭ならENEOSでんきのほうがお得です。

例えば1ヵ月間の電気の使用量が120kWhを超えてくると『ENEOSでんき』の方が1kWh当たり2.65円~4.18円(税込)ほど安くなるので

一般的な4人家族の場合ですと、東京電力からENEOSでんきに乗り換えることで年間約6,000~9,000円くらいの電気代を節約することができます。

本当にENEOSでんきは電気代が安くなるの?

実際にENEOSでんきを契約してみて東京電力との電気料金比較をしてみたのですが

月の電気料金が平均5,000円(1か月の電力使用量は約210kWh)の場合、ENEOSでんきに乗り換えると節約できる金額は月々100~120円程度、年間で1,000~1,200円位です。

毎月の電気料金の平均が8,000円(1か月の電力使用量が300kWh以上)だと、年間で約5,000円ほどの節約で、電力の消費量が多いご家庭ほど、ENEOSでんきに乗り換えると電気料金が節約になってきます。

(※逆に電力消費量の少ない家庭(目安毎月の電気代が5,000円以下)だと、ENEOSでんきに乗り換えるメリットは正直あまりないです。)

■ENEOSでんきへの乗り換えを考える目安としては、毎月の電気代が月8,000円以上(電力使用量300kWh以上)のご家庭ですね。



【電力自由化】電気料金比較!『東京電力』VS『ENEOSでんき』 まとめ

ここ10年ほどで東京電力管内の電気料金は一番安かった頃と比較すると、一般家庭で約30%ほど電気代が値上がりしています。

また再生可能エネルギーと言う名の新たな利権の登場により、2016年度では一世帯当たり年間で約8100円ほどの金額が『再エネ発電賦課金』として徴収されています。

今後もこの負担金(再エネ発電賦課金)は増え続けることが確定しており、2030年頃には最大で約1.65倍程度(2.61kWh/円)の金額になると予想されています。

2015後半から2016年にかけては原油価格の下落により電気代の上昇は抑えられ多少安くはなっていますが、円安進行によるインフレや通常の3分の1ほどの価格で推移している原油価格がまた元に戻ると、今まで以上に毎月の電気代は高くなると思います。

東京電力の殿様商売ぷりは頭にきますが、こういった外部要因が原因になって電気料金が上昇している面もあります。そうした時代を背景に上がり続ける電気代を少しでも節約するため、消費者は従来の大手電力会社以外の企業を賢く選択したほうがいいです。

大手石油販売会社のJXエネルギーが提供している『ENEOSでんき』は自社保有の発電施設をり使用し、すでに10年以上前からオフィスビルや学校などの商業向けに電力を供給してきた実績もあります。

東京電力管内にお住いの方でもし新電力への乗り換えを考えているのなら『ENEOSでんき』が結構おすすめです。ENEOSでんきなら比較的使用電力の少ないご家庭でも料金が安くなるので1度調べてみるといいと思います。

■ENEOSでんきの公式サイトはこちら!

【ENEOSでんき】まとめなくても電気代がおトク!



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