UQwimax炎上騒動、そして「3日間で3GB制限」の緩和 まとめブログ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

UQwimaxが炎上した1つのきっかけ

今回のUQの炎上の要因のきっかけのひとつとしてあるブログが注目されています。

ユーザーを馬鹿にし続けた「UQ WiMAX」に対する集団訴訟を起こしませんか?

はてなブログに投稿されたこのブログはWIMAX問題発起人という方が

今炎上、話題となっているwimax(特にwimax2+関連)に関しての通信制限や誇大広告、契約の内容などについて問題提起されているブログです。

ブログの内容は、UQwimaxを提供している通信会社のUQコミュニケーションズに対して

契約時の説明不足、誇大広告の追及や無償解約を求めて、wimaxに不満を持った人たちで集まって集団訴訟を起こそうというもの。

世間一般でもニュースとして取り上げられ7月10日と7月14日にはYahooJapanニュースで記事に、その後NHKやフジテレビでも誇大広告に関して問題があるとニュースで報道されました。

7月4日に投稿されたこのブログの『集団訴訟を起こす』目安の期限が7月の15日

それを受けてかどうかは、わかりませんが

UQwimaxは前日の7月14日に「3日間で3GB」制限の緩和を発表

→「3日間で3GB」制限に関する今後の対応について(UQ公式)

連日のメディアでのwimax関連の問題の追及や炎上騒動の盛り上がりを火消のためか

UQwimaxは制限時の速度の向上や、「3日間で3GB」制限の条件の見直しをすることを公式に発表、7月14日の時点で制限時の速度も1Mbps前後から5Mbps程度にまで引き上げられています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

 今回のUQwimaxの炎上騒動の問題点3つ

UQが炎上した理由として個人的に3つの問題点があると思います。

・3日間3GB制限の速度規制(制限時の速度は1Mbps前後)

・誇大広告と契約時の説明不足

・高い違約金、契約解除料金の無償解約に応じるのかどうか?

3日間3GB制限の速度規制

■速度制限(3日間3GB制限)に関しての告知の問題 

IT関連やインターネット関係の情報に元々興味があり、wimax関連にくわしい人や

事前に物販やサービスを購入、契約する前によく下調べを行う人なら

wimax2+の速度制限が実施されることは重要な情報として知る機会が多かったでしょうが

やはり一般の利用者となるとそこまで徹底して調べないので、速度制限について詳しく知るチャンスが少ないのでしょう。

それと後述しますが、UQwimaxや販売代理店の広告や契約のおすすめの仕方もまずかった。

■速度制限時の速度の問題

速度制限時でも普段の利用に多少支障がでるもののある程度、実用的な速度(1Mbps)とされていましたが、速度制限が実際に開始されるとUQの言うような使い方はできなかった。

多くのユーザーにとって速度制限時では普段のネット利用に支障がでるほどスピードであった。

UQの主張としては、一部のヘビーユーザーによる大容量通信による帯域の占領を防ぐため速度制限が設けられているとされていますが、

youtube等の動画見る、いわゆる一般常識的な範囲の利用でも制限の対象になります。

誇大広告と契約時の説明不足の問題

今回のUQwimaxの炎上騒動で一番の問題点がこの部分になるでしょう。

総務省から改善の指導が入り、誇大広告や説明不足は解消されつつありますが、確かに見直す前の広告は目に余る部分があったのは事実です。

■wimax2+ギガ放題の誇大広告

昔から悪しき慣習として通信業界全体でグレーな(ひどいとブラック)手法が使われるのはよく聞く話。

月間のデータ制限ナシ(月間7GB制限がない)」「高速データ通信使い放題(3日間3GB制限の範囲内なら)

この速度はベストエフォードです等の、あいまいな表現や誤解をしそうな表記

利用者にとってデメリットになる情報は小さく表示する手法は以前から取られていました。

企業側としては利益を挙げるための販売戦略で、こういう手法も法律に触れなければokという企業倫理なのでしょう。

百歩譲って多少表現がオーバーな広告は目を瞑るとしても、この度のMVNO系のwimaxの広告を含め、誇大広告をやりすぎた感はあると思います。

■wimax契約時の説明不足

家電量販店など店頭でwimaxを契約する際に特に「速度制限が適用されない

2年間は速度制限が掛からない」など実際に販売員に言われ、それを信じて契約するケースが多数あったそうです。

速度制限の事を事前に知っていて、気になって店員さんに3日制限があるのか何度も尋ねたら

2年間は月間も3日も速度制限はないです」と答えが返ってきた。

それを信じて契約してしまった人も多いようです。

■販売定員ならWimaxの速度制限についての知識はあったはず。

少し調べればwimaxに関しての知識や速度制限、無印wimaxとwimax2プラスの違いなど

一般的な知識の範囲で簡単にわかるはずです(そんなに難しい知識は必要ない)

日頃そういう情報に多少なりとも触れる機会の多いはずの販売員が、wimaxの速度制限について知らないのは考えにくいです。

そういった業務に就いていれば、利用者が何を求めているかも自然と身に付くものですしね

中には本当に知識不足の販売員がいて、よく知らなくて『速度制限は適用されません大丈夫です』なんて説明されるケースもあるかもしれませんが。

また販売員もアルバイトや派遣雇用で立場が弱く、上からの指示でノルマ達成のために強引な販売を行わされた可能性も考えられ、現場の店員を一様に責めることもできません。

 UQwimax炎上と無償解約を求める集団訴訟

・5月末から本格的に開始された「3日間3GB制限」の適用で、ギガ放題なのに通常のインターネットの利用でも日々の利用に支障がでるような速度規制。

・wimax2+(ギガ放題)になってから厳しくなった2年縛りと解約料金(9,500~19,000円)

無印wimaxは1年縛りの解約料5,000円(特約適用の場合は9,500円)

・そして「速度制限は適用されない」「契約時に言われた内容と違う」といった店頭での契約時の説明不足。

5月末の速度制限から始まった一連の騒動で、UQwimaxに対する不満が高まり

総務省や消費者庁への問い合わせ、クレーム、ブログで無償解約を求める集団訴訟の呼びかけまで発展

その後、ニュースやテレビでも今回の騒動が報じられるようになり、『UQ Wimaxの炎上騒動』となったわけです。

今後のUQwimaxの対応、これからの見通し

今回の炎上騒動に対してUQwimaxは広告の見直しや速度制限の表記の徹底

「3日間で3GB」制限に関する今後の対応、速度制限の条件の緩和

今のところ無償解約には個別に応じているようですが、その辺も含めての今後の対応が注目されるところです。

今のところ速度制限の上限も緩和され、速度制限時でも5Mbpsほどスピードがでているようなので、普通にインターネットを利用する分には十分な速度が確保されていると思います。

しかしこの制限速度の緩和が一時的なものなのか、恒久的に続ける緩和なのかまだわかりません。

利用者のことを第一に考えるならUQwimaxには最大限の誠意と努力を見せていただきたいものですが、今やWimaxの回線はKDDIのスマートフォン用のLTE回線としても使用されており、中々速度制限の上限引き上げ、撤廃はできない状況です。

今後もスマートフォンユーザーのWimax利用が増えれば、回線の混雑が予想されWimaxの速度制限時のスピードが1Mbps以下に戻る可能性も十分にあります。

旧Wimaxまでは固定回線代わりに使用でき、『完全無制限』で『使い放題』の素晴らしいモバイル通信でしたが、現在の利用者の多さを考えるともう2度と昔のような仕様にはならないと思います。

Wimaxは工事不要ですぐ利用できるので、仕事先や事務所等でのインターネット開通には便利ですが、動画をよく視聴するなど一般家庭での固定回線代わりに使用するには厳しい印象です。

もしこれからWimaxの契約を考えている方は、その辺の事情をよく調べてからWimaxに申し込んだ方がいいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA