5.2インチフルHD液晶搭載のハイスペック格安スマホ『ZenFone 3』
2016年5月30日、台湾の大手パソコン周辺機器メーカーASUS(エイスース)がZenFoneシリーズの新作として『ZenFone 3』を発表。
通常の格安モデルの『ZenFone3』から6.8インチフルHD液晶搭載のタブレットサイズの『ZenFone 3 Ultra』、6GBメモリを搭載した『ZenFone 3 Deluxe』ハイエンドモデルまで3機種が登場。相変わらず格安スマートフォンとしては他社の機種よりもワンランク上の高性能端末に仕上がっているようです。
ASUS(エイスース)のZenFone3シリーズ
今回「COMPUTEX TAIPEI 2016」に合わせて発表された最新のZenFoneシリーズは
5.2インチサイズの標準モデル『ZenFone 3(型番:ZE552KL)』
5.5~5.7インチサイズの上位モデル『ZenFone 3 Delux(型番:ZS570KL)』
6.8インチサイズの大型モデル『ZenFone 3 Ultra(型番:ZU680KL)』の3機種。
標準サイズのZenFone 3から6.8インチサイズの大型モデルまで、これまでとはまた違った商品ラインナップになっています。ZenFone 3 Ultraの液晶サイズ6.8インチとはスマートフォンサイズではなく、ちょっとしたタブレットクラスの大きさになりますね。相当でかいと思います。
新作のZenFone3シリーズは各機種ともに発売日は今夏を予定。
価格も約27,000円~約56,000円と幅広いです。
ここでは3タイプ発売されるZenFone3シリーズの中で格安スマホとしての需要が見込める、普通の『ZenFone3』についてまとめてみます。
ZenFone3の販売価格
今年の夏頃に発売予定のZenFone3の販売価格は249ドル、日本円にして約27,000~28,000円くらいの値段になると思います。
約1年前に発売されたZenFone2の発売当初の価格が、メモリ2GB、ストレージ容量32GBのモデルで税込約37,000円、最近は新機種のZenFone3が発売される影響か値下げされ約27,000円の値段で売られています。
ZenFone3は前機種を上回る性能なのに価格帯では1万円近く安く、格安スマートフォン用のSIMフリー機として意識した値段設定になっています。この性能のスマートフォンが3万円以下で購入できるのは驚きで、やはりASUSの低価格スマホには日本のメーカーでは太刀打ちできないと思います。
【2016年10月 追記】
2016年10月7日、ついに日本でもZenFone3の発売が決定!海外での発売から約2ヶ月遅れの登場です。
日本で販売される機種は『ZenFone 3』『ZenFone 3 Delux』の2種類。
当初国内版ZenFone3の販売価格は27,000円(249ドル)前後になると予想されていましたが、39,800円(税込み42,984円)と強気な値段設定。
※ZenFone 3 Deluxは55,800~89,800円(税別)
性能面で言ったら妥当な価格設定なのですが、アメリカや台湾での販売価格を知っているとちょっと高く感じてしまいます。
ZenFone3の性能・スペック
今回のZenFone3のデザインはやや四角をイメージした形で色はSapphire Black(サファイアブラック)、Moonlight White(ムーンライトホワイト)、Shimmer Gold(シマーゴールド)の3種類。
↑新発売予定のZenFone3 デザイン
■ZenFone3カタログスペック
・ディスプレイは5.2型(フルHD)IPS液晶
・CPUはSnapdragon 625(クロック数 2.0GHz)
・RAM(メモリ)は3GB搭載
・ROM(ストレージ容量)は 32GB/64GBモデル
バッテリーの容量は2,650mAh。
背面カメラはF値2.0で4軸光学手ブレ補正などを採用したトライテックAF、0.03秒レーザーAF対応の1600万画素センサー搭載。前面カメラはF値2.0で800万画素。
通信インターフェースはWiFI規格 IEEE802.11a/b/g/n/acに対応、Bluetooth は4.2(+A2DP、EDR)。
・日本版の対応周波数帯
3G(W-CDMA):Band1/2/5/6/8/19
4G(FDD-LTE):Band1/2/3/5/7/8/18/19/26/28
4G(TD-LTE):Band38/39/40/41
5.2インチフルHD液晶搭載のハイスペック格安スマホ『ZenFone 3』 まとめ
格安スマートフォンの代表作と言えるZenFoneシリーズ。
日本製のSIMフリースマホやiPhoneと比較すると品質の面で妥協しなくてはいけない部分があるものの、性能面や価格面では圧倒的に優れています。
最近では有料ですがMVNOでの端末サポートも充実してきたので、そういったオプションを上手く利用すると通信料金を節約しつつスマホが持てるので、格安スマホの品質面に不安がある人はそういった制度を利用するといいと思います。
■月額380円(税抜き)で端末補償が受けられるIIJmio