SoftBank Air3の性能比較まとめ!新型の「Airターミナル」はどちらがお勧めなのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SoftBank Air(ソフトバンク エアー)は大手通信会社のソフトバンクが提供する無線タイプのインターネット回線になります。

■SoftBank Air公式サイト

SoftBank Air

SoftBank Airはソフトバンク携帯に利用されている電波(SoftBank 4G)を使用した通信サービスなので、ひかり回線やADSLなどの固定回線と違って開通のための回線工事が不要です。

またSoftBank Airの導入方法もとっても簡単で

SoftBank Airの接続機器(本体)が自宅に届いたら、Air本体を箱から取り出して自宅のコンセントに差すだけ。

後は普段からパソコンやテレビで使用しているLANケーブルがあるなら、それをAir本体に接続するだけなのでインターネットが利用できるようになります。

※SoftBank Air本体の裏側には有線接続用のLANポートが2個付いている。

■SoftBank AirはWiFi通信にも対応

SoftBank AirはWiFi通信(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)にも対応しているので、WiFi機能搭載のスマートフォンやノートパソコン、ゲーム機などを無線通信でネットにつなぐことができます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

SoftBank Air『Airターミナル 3』の性能比較

そんなSoftBank Airには新型の「Airターミナル2/3」と旧型の「Airターミナル(初代)」の3種類があるのですが、ここでは『Airターミナル2』『Airターミナル3』について性能を比較していきたいと思います。

■SoftBank Air「Airターミナル3」の性能

Softbank Air「Airターミナル3」の発売日は2017年1月。

▼2017年1月に新型のSoftbank Air3発売!

基本的な性能面では2015年12月に発売された「Airターミナル2」と殆ど変らないと思っていいのですが、新型の「Airターミナル3」の方が2.5GHz帯のAXGP網に加え、3.5GHz帯のTDD-LTEに対応したことにより下りの最大速度が261→350Mbpsに増加しました。

Softbank Air3とSoftbank Air2はどちらがお勧め?

旧型うさ耳タイプ『初代ターミナル』と新型の『ターミナル2/3』に関しては新型の方を選んだ方がいいのですが、「Airターミナル2」と「Airターミナル3」についてはどちらの機種が来てもあまり性能差を気にする必要はありません。

その理由は3つあって

①下り350Mbpsに対応した地域がまだ少ない

■SoftBank Air 下り350Mbpsの対応エリア

SoftBank Airの大まかな提供エリアや対応速度については、こちらの公式サイト(「SoftBank Air」4G住所別対応速度情報)で確認できるのですが

下り最大350Mbps(TDD-LTE)に対応しているエリアは、大阪や北海道のごく一部地域に限られています。※2017年3月時点

首都圏である東京都内の主な場所(千代田区、中央区、港区、新宿区)でも、SoftBank Airの通信速度は下りで最大261Mbps。現状「Airターミナル3」を利用しても、通信速度はターミナル2と全然変わらないというのが実情です。

NTTドコモのTD-LTE(3.5GHz帯)の全国展開が早くて2019年以降だと聞いたことがあるので、SoftBank Airの下り最大350Mbps(TDD-LTE 3.5GHz)の提供エリアが広がるのも、今後1~2年は掛かるのではないでしょうか?

②実測値の面でほとんど通信速度は変らない

Softbank 4Gのアンテナが近くに設置してあるなど、電波状況の良い場所に住んでいるなら「Airターミナル3」の方が速いかもしれませんが、それでも実測値の面で日常的にインターネットを利用するなら下り5Mbps前後あれば十分なので、下りの最大速度についてそれほど意識する必要はありません。

またSoftbank Airには夕方以降の時間帯で速度制限(回線の混雑を避けるため)が設けられているので、いくら下りの通信速度が最大350Mbpsになろうが、結果としてあまり意味をなさない状態になっています。

③最近Softbank Airに申し込んだ人は「Airターミナル3」が送られてくるかも?

もしかしたら最近Softbank Airを申し込んだユーザーの元には「Airターミナル3」が発送されているかもしれません。

(私がSoftbank Airに申し込んだ時は「Airターミナル3」が送られてきました)

※ただ最初に説明した通り下り350Mbpsに対応している地域がまだ少ないのと、Softbank Airには速度制限があるため「Airターミナル2」「Airターミナル3」どちらの端末が送られてきても気にする必要はありません。

下り最大350Mbpsに対応!新モデルの『Airターミナル』はどちらがお勧めなのか? まとめ

正直、SoftBank Airは下り最大350MbpsのTDD-LTEに対応しているエリア自体が少ないので、今のところ「Airターミナル 3」を使用する優位性はほぼないです。

■『Airターミナル2』でも下り100Mbpsはでる

SoftBank Airの通信速度(スピード)は『端末を使用する場所』や『電波の状況』『回線の混雑具合』によっても変わってくるのですが、好条件の場所なら「Airターミナル2」でも下り100Mbps、上り10Mbps前後はでるようです。

インターネットを利用するだけなら下り5~6Mbps前後あれば十分なので、新型のSoftBank Air本体に関して、「2」か「3」で性能の違いを気にする必要性はあまりないと思います。

■SoftBank Airを契約するならAirターミナル2/3がお勧め!

2014年12月に発売された旧モデルのAirターミナル(うさ耳タイプ)は、利用料金が少し安いのですが、下りの通信速度は最大で110Mbpsなので、現在SoftBank Airに申し込むなら新型のボックスタイプ(Airターミナル 2/3)を選択しましょう。

▼性能面でもAirターミナル2/3の方が優れているので、もしSoftBank Airに申し込むなら新型のSoftBank Airをお勧めします!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加