消費者目線でみるiPhone5プリペイドのお得度と利便性を考察!

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ソフトバンクのプリペイドスマホ iPhone5の実用性はどの位なのか?

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iPhone5は2012年9月21日に日本で発売されたiPhoneの第6世代目の機種です。

CPUはApple A6 デュアルコア1.3GHz、メモリは1GB、ストレージの容量は16GB~64GB

このiPhone5のCPUとグラフィック性能はiPhone4sと比較して最大約2倍の処理能力となり、通信機能では第3世代移動通信システム(3G)の次世代通信技術である4GLTEに対応。

また、従来の3Gの通信機能も強化が図られ、GSMモデルではHSPA+とDC-HSDPA、CDMAモデルではEV-DO Rev.Bに対応しました。Wi-Fi通信についてもIEEE 802.11aと802.11nの2.4GHzと5GHz帯の規格に対応、性能的にも2016年の時点でまだまだ通用する端末です。

発売当時のiPhone5 ストレージ容量16GBの端末価格ソフトバンクのiPhoneで51,360円、auのは61,680円。

それが今回提供されるソフトバンクのプリペイドスマホは1万円分の無料チャージ分が付いて

提供価格は29,800円(税込で32,184円)

2012年に発売されたモデルとはいえ、あのAppleのiPhoneがこの価格で購入できるのはお得感があります。

ソフトバンク(公式)→シンプルスタイル iPhone5プリペイド

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ソフトバンクの『シンプルスタイル』プリペイド携帯

ソフトバンクのシンプルスタイル(プリペイド携帯電話)は、前払い式のプリペイドプランで

3,000円、5,000円分のプリペイドカードを購入してチャージし、その残高の範囲内で通話やデータ通信を行うというもの。

プリペイドタイプのメリットとして料金の安さやチャージした分の定額プランのため、短期滞在の旅行客や外国人、子どもの携帯電話の使い過ぎを防ぎたい場合、主に着信待ち受け専用などで低価格で電話を持ちたい場合に重宝します。

そんな便利なプリペイド携帯にあのiPhone5が登場したのですが、実際に実用的なのかiPhone5のプランを中心に考察してみたいと思います。

ソフトバンクのプリペイド iPhone5の購入費用は29,800円

このプリペイド式のiPhone5の購入費用は29,800円(税込32,184円)

1万円分の無料プリペイドチャージ分(有効期限は120日間)込みの価格で、これに事務手数料が3,000円掛かります。

違約金はこの『シンプルスタイル』を契約から1年以内に解約した場合に、契約解除料として19,800円が発生してしまうので注意してください。

シンプルスタイル iPhone5の月額料金

iPhone5の初期費用は事務手数料込みで約36,000円

初回は1万円分の無料チャージ分(有効期限120日)が付いているのですが、この残高がなくなると3,000円か5,000円分のプリペイドカードを購入して残高をチャージしなくてはいけません。

そしてこの新しくチャージした分の有効期限は60日と短いので、約2ヶ月毎にチャージが必要になるので、一番安い3,000円のプリペイドでチャージしたとして1ヵ月あたりの月額料金は約1,500円になる計算です。

ソフトバンクプリペイド iPhone5のデメリット

先に説明したように3,000円や5,000円のプリペイドカードのチャージ分の有効期限は60日しかないので、約2ヶ月置きにチャージが必要になります。

他にもこのプリペイドプラン『シンプルスタイル(スマートフォン)』では、メールサービスの利用やインターネットへの接続には専用のパケット定額サービスへの加入が必要になり、メールの送受信などで一定の金額が発生してしまいます。

シンプルスタイル(スマートフォン)専用パケット定額サービス

プラン 定額料 対象となる通信
2日プラン 900 3G/4Gパケット通信
S!メール(MMS)、SMS
ソフトバンクWi-Fiスポット
7日プラン 2,700
30日プラン 4,980

ソフトバンクのプリペイドスマホではキャリアメール(@softbank.ne.jp)が利用できるのですが、メールの送信や受信、webサイトの閲覧、LINEやアプリの利用など3G/4Gパケット通信が必要な場合にパケット定額サービスの利用が必須となります。(※パケット定額サービスに入っていなくてもSMSの受信は可能です)

→詳細は『シンプルスタイルご利用ガイド』に載っています。

簡単に要約して説明すると『メールの送受信や3G/4G通信でネットに接続するためにはパケット定額サービスの加入が必要』で、最低でも月900円(しかも2日間限定)

通常の携帯電話と同じようにいつでもメールやインターネットを利用するためには30日のプランに申し込む必要があり、月に4,980円も掛かってしまいます。

一応iPhone5はWi-Fiに対応しているので、Wi-Fi経由でインターネットに接続してメールもGメールなどを利用すればパケット定額サービスを利用しなくて済みますが、正直使い方が限定されるので非常にストレスが溜まりそうです。

ソフトバンクプリペイド iPhone5 まとめ

受信専用の携帯電話にしてインターネット接続もすべてWi-Fi経由で利用するのなら、初期費用やプリペイドカードの購入費用を考えても手頃なプランになりそうなのですが、普通に不自由なく使用しようと思ったならば、格安スマホを利用したほうがいいです。

iPhone5がこの価格で利用できるのは魅力的ですが、正直使いづらい。

せめてメールが使えればよかったのですが、基本的にメールを使用するためにはパケット定額サービスの利用が必要で余計な支出が発生します。

プリペイドスマホ iPhone5は格安スマホとして利用できない

品質としては正規品とほぼ変わらず1年間の特別保証も付いていて魅力的なiPhone5ですが

SIMロック解除に対応していないため、SIMカードを交換して格安スマホとして再利用することができないので注意してください。

このプリペイドiPhone5は使い方がかなり限定されていて、通常の携帯電話(スマホ)と同じように使用するためには月5,000円程度の金額が掛かってしまうので

利用するならまだキャリアの普通のiPhoneプランを契約したほういいと思います。

中古のiPhone6+格安SIM運用のほうがおすすめかも

最初の購入費用やその後の維持費を考慮すると、今なら中古のiPhone5sやちょうど2年縛りの終了でこれから中古市場に流れてくるiPhone6を購入して、格安SIM運用したほうが使い勝手が良く、メリットがあるかもしれません。

iPhone6・最新のiOSにも対応/IIJmio格安SIM

私はこのiPhone5プリペイドのプランについて調べるうちに、そう考えてしまいました。

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