【電気料金の節約!】ENEOSでんきに申し込んでみました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

電力自由化の波に乗り電気料金の節約を目指す!

light-1030988_1280

今年の4月から電力自由化で大手電力会社以外の企業とも電気プランの契約が可能になったので、今回新しくサービスが始まったJXエネルギーの『ENEOSでんき』に申し込んでみました。

■ENEOSでんき公式サイト

【ENEOSでんき】4つのポイント



『ENEOSでんき』のサービスを提供しているJXエネルギー株式会社は石油製品の精製及び販売等を行うJXホールディングス傘下の企業で、日本の石油元売として最大手であり世界で第8位の規模を持つ有名な石油元売り企業です。

一般的にはガソリンスタンドの『ENEOS』の名前が有名ですね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

新しく登場したENEOSでんきとは?

2016年4月からの電力自由化で従来の大手電力会社以外でも一般家庭向けの電力販売事業に参入できるようになり、これを機会にJXエネルギー株式会社がENEOSブランドで新しく提供を開始したのが新電力の『ENEOSでんき』です。

元々JXエネルギーは自社保有の発電施設を持っていて、2003年にはすでに電力事業に参入しており、企業や倉庫、学校、レジャー施設など商業向けの電力販売の実績が10年以上。

2008年には川崎天然ガス発電所を新設、大手の電力会社向けにも電力供給していて2014年度の販売実績は約15億kWhにのぼるそうです。

※ちなみに東京電力の火力発電所向けの石油燃料を提供しているのもJXエネルギー(ENEOS)です。東京電力との間で行う低硫黄のC重油の値決め交渉は、全国の電力会社や他の需要家の価格交渉のベースとなるほど重要で、JXと東電は昔から深い歴史的な関係があります。

ENEOSでんきの料金プラン

ENEOSでんきの料金プランは今のところ基本のAプランの1つのみ。

これにオプションとして『2年とく得割り』を追加することで更に電気料金を節約することができます。

料金体系が非常にシンプルで分かりやすく、複雑な割引きサービスなどがないのがENEOSでんきの大きな特徴です。

ENEOSでんきの基本料金

※基本料金は契約したアンペア数に応じて、料金が異なります。

アンペア数 単位 料金(税込)
10A 1契約 280.80円
15A 421.20円
20A 561.60円
30A 842.40円
40A 1,123.20円
50A 1,404.00円
60A 1,684.80円
6kVA以上のご契約の場合 1kVA 280.80円

契約しているアンペア数によって基本料金が変わってきますが、この基本料金は東京電力など従来の電力会社と一緒なので気にしなくていいと思います。

これに電気の使用量に応じて料金単価が異なる3段単価方式(従量料金)や燃料調整費等の金額を合計した額が料金として請求されます。

SnapCrab_NoName_2016-7-22_2-34-32_No-00

この従量料金部分が120kWhをこえると東京電力よりENEOSでんきの方がお得で、電気の使用量が多い家庭ほどENEOSでんきに乗り換えた方が電気料金が安くなっていきます。

電気料金の計算がややこしいかもしれないので、料金の詳細をもっと知りたい方は『ENEOSでんき』の料金シミュレーターで計算してみるといいと思います。

ENEOSでんきの料金シミュレーション→【ENEOSでんき】

ENEOSでんきへの申し込み登録について

■ENEOSでんきへの申し込みはインターネット(web)から可能です。

現在契約している電力会社への解約手続きはENEOSでんきが代行してくれるので、利用者の方で東京電力への連絡等は不要です。事務手数料なども特に発生しません。

ENEOSでんき 申し込み時に用意するもの

ENEOSでんきに申し込む前には電力会社の検針票』と『預金通帳やクレジットカード』などのお支払い情報が必要になるので、前もって準備しておきましょう。

↓こちらが東京電力の『電力会社の検針票』です。

SnapCrab_NoName_2016-1-30_4-19-55_No-00

料金の支払い方法は口座振替とクレジットカードの2種類

ENEOSでんきの料金の支払い方法は『銀行口座振替』と『クレジットカード』の2つです。

■銀行口座の振替は、各種銀行、信用組合、信用金庫、漁業協同組合、農業協同組合、ゆうちょ銀行などが利用できます。

■クレジットカードは、VISA、MasterCard、JCB、Diners、American Expressのマークがついているクレジットカードが利用できます。

※クレジットカード会社が発行している各種デビットカードやプリペイドカードでの支払いには対応していません。

※また振り込み用紙を利用したコンビニでの公共料金支払いもできません。

ただし一部例外があります

■次の場合はコンビニエンスストア専用の振込用紙でお支払いをお願いすることがあります。

・口座振替をお申し込みいただき、金融機関への登録手続きが完了するまでの間に、お客さまが登録したクレジットカードまたは口座からのお引き落しができない場合

新電力(ENEOS)への乗り換えの工事は無料・大きな工事も不要!

『ENEOSでんき』への契約の変更は今までと同じ環境のまま電力会社を切り替えられるので、電線を新たに引き込むような特別な工事は必要ありません。

※スマートメーターへの交換費用も原則無料です。

SnapCrab_NoName_2016-2-2_1-33-29_No-00

スマートメーターに交換について

メーターの維持管理は、既存電力会社の送配電部門(電力自由化以降は「一般送配電事業者」と呼ばれます)によって行われます。
最初の切り替え時に、原則としてスマートメーターが必要になるため、まだスマートメーターの設置が済んでいないお客さまには、一般送配電事業者が取替工事を行います。※なおスマートメーターへの取替工事は、お客さまが特段お手続きいただく必要はございません。

お客様側ではメーター取替のための手続きは不要で、必要に応じて送配電事業者側から日程などの連絡が入ります。また、費用負担は原則発生しません。
※2回目以降の小売電気事業者の切り替えに際して、その都度メーターの取替は必要ありません。

スマートメーターへの取り換えがまだ済んでいないお客さまの場合、「ENEOSでんき」への切り替えのタイミングで、一般送配電事業者が原則無償でスマートメーターへの取替を行います。

スマートメーターに交換されていないお客さまは、およそ2週間程度(原則として土日祝日を除く8日間+2暦日)を予定しており、既にスマートメーターに交換されているお客さまは、原則として土日祝日を除く1日間+2暦日での切り替えとなります。

年末年始や連休等でお手続きに時間を要する場合もありますので、余裕をもってお申し込み頂けますようお願い致します。
(2016年4月の電力自由化開始当初は申し込みが殺到し、通常より長い手続き期間がかかることも予想されます。)

※『ENEOSでんき』よくある質問から引用

■要約するとスマートメーターを設置してない家庭では、メーターの交換作業が必要(交換費用は原則無料)、作業にかかる時間は10分~20分程度、交換工事をする際は必要に応じて日程の連絡が入るかも。

※ちなみに東京電力管轄内では2020年度までにエリアすべてのご家庭にスマートメーターが導入される予定です。(どのご家庭でもいずれ交換作業が必要になってきます)

■スマートメーターの交換後、2週間程度で『ENEOSでんき』に切り替わる模様です。

■追記:東京電力のHPによるとスマートメーターの交換は、工事を実施する3~10日前に工事日をお知らせするチラシを配布(もしくは連絡)いたします。なお、工事はメーターの取付場所で行い、室内への立ち入りはいたしませんので、ご不在時でも工事をさせていただく場合がございます。 

■設置工事で停電はするのか?

→原則として、停電をせずに交換を行う予定ですが、メーターの設置状況等によりやむを得ず停電工事となる場合は、事前にその旨をお知らせいたします。なお、その場合の停電時間は5分程度となります。  (追記終了)

電気料金の節約につながる『ENEOSでんき』 まとめ

ENEOSでんきの一番のメリットはやはり電力契約の見直しで毎月の電気料金が節約できることでしょうか。目安として毎月の電気の使用量が平均200kwh以上、夏場や冬場の電気の使用量が300kwh前後のご家庭から『ENEOSでんき』に乗り換えることで電気料金が節約可能です。

家族の人数が多く、電気の使用料が多い家庭ほど節約できる金額が多くなります。

■同社が試算したモデルケースでは1か月の電気料金の平均が約8,200円の家庭の場合、年間で約4,900円の料金の節約(毎月約408円の節約)

■同様に1か月の電気料金の平均が約14,100円の家庭なら、年間で約15,000円(毎月1,250円)の節約が可能です。

ENEOSでんきのデメリット注意点

毎月の使用電力が多いほど『ENEOSでんき』はお得になるのですが、逆に使用電力が少ない家庭では料金が高くなる場合があります。※契約しているアンペア数によって変わってきます。

だいたい一ヵ月の電力使用量が多い時期でも150kwh以下というご家庭では年間で700~1000円程度(約7%程度)電気料金が高くなりますので注意してください。

このように毎月の使用電力量が少ないご家庭では『ENEOSでんき』にかえても逆に電気料金が高くなったりするので注意してください。目安として一ヵ月の電気代が平均5,000円以上、電力使用量が200kwh以上のご家庭から『ENEOSでんき』に乗り換えた方がお得になってきます。

ENEOSでんきの提供エリア

ENEOSでんきの提供エリアは2016年4月時点で、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県の一部(富士川以東)にお住まいの方を対象としております。※離島を除く

※高圧一括受電や社宅など、建物全体で一括でのご契約をしている方は対象外です。

SnapCrab_NoName_2016-1-30_3-55-4_No-00

※画像はENEOSでんきより引用させて頂いております

↑申し込む際はこちらのエリアを参考にしてください。ENEOSでんきの提供は2016年4月から開始予定です。

毎月の電気料金が5,000円以上の家庭は検討の余地あり!

電気の使用量が多いご家庭ほど『ENEOSでんき』に乗り換えると毎月の料金の節約につながります!

特に面倒な工事も必要なく、申し込み手続きもwebからすぐに可能です。(webからの申し込み手続きは15分程度で終わります。その時に電力会社の検針票を用意するのをお忘れなく!)

1ヵ月の電気代が5,000円以上のご家庭なら『ENEOSでんき』に替えるメリットがでてきます。この4月からの電力小売り自由化を機会に電気料金のプランの見直しをしてみてはいかがでしょうか?

■シンプルな料金プランでおまけに安い!乗り換えるなら『ENEOSでんき』へ

【ENEOSでんき】まとめなくても電気代がおトク!



スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加