今年もとうとうあと2ヶ月……、10月は比較的気温が高い日が多かったですが、11月に入りめっきり寒くなりました。
11月8日にはアメリカで大統領を決める選挙が行われ、接戦の末ヒラリー・クリントン氏を抑え、何と実業家で不動産王のドナルド・トランプ氏が当選するなど波乱の展開。
今後4年間の世界情勢を決める歴史的な1日となりました。
北海道では11月初旬に積雪。紅葉と雪が調和するとても綺麗な光景に。
こんな年初めてだな 今日の札幌大通公園 pic.twitter.com/EZ93PwfH0w
— nakayoshi (@CENTER_KING) 2016年11月6日
10月はクーラーをつけることもあったのですが11月には暖房と、例年より気温が穏やかな日が少なかったように感じます。
ENEOSでんき 2016年11月の電気料金
今年の10~11月は寒暖の差が大きいとはいえ、夏の暑い時期や真冬の寒い時期と違ってエアコンをつける機会が少なくなるので、電気料金的にも助かる季節です。
■ENEOSでんき11月の請求金額
・電気の使用期間は2016年10月11日~11月10日までの31日間。
・電力の使用量は140.45kWh
・ENEOSでんき 11月分の請求金額は3,442円(1kWh=24.50円)
10月になっても冷房を使う日が何日かあったので例年より20kWhほど電気の使用量が多いです。(料金では+500円増といった感じです。)
先月の電力使用量1kWh当たりの料金は23.91円だったのが、今月は1kWh=24.50円。
これまで約半年ほど電気料金は右肩下がりで値下げしてきましたが、ついにトレンド転換。
東京電力では火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)などの輸入価格が上昇したため、すでに12月分の一般家庭向けの電気料金の値上げを発表しています。
2016年11月のWTI原油先物市場は1バレル50ドル以下で推移していますが、アメリカの利上げに伴う円安で発電用に使う燃料価格の上昇が見込まれます。
これから電気料金はどこまで値上げになるのか?
日本の電気料金価格決定に影響を与える要素は原油、石炭、LNG、為替、世界経済の動向、と半年先の相場を予想するのがやっとなのですが、各種指標がトレンド転換したとすると今後半年~1年で電気料金は1kWh当たり最低でも26~27円まで値上がりすると思われます。
一般的な家庭での電気料金の値上げ分は月に600~1,200円程度、年間で7,200~14,400円ほど。これに太陽光利権である再生エネルギー賦課金が2017年4月から値上げされる予定なので、さらに年間2,400円(月+200円)の負担増になると見込まれています。
2017年度は年間で1万円~1.7万円程度は電気代が増えるのではないでしょうか……。
さすがに電気料金が一番高かった2014年(1kWh=29.30円)までいかないと思いますが、原油価格と為替レート次第では、予想もっと電気料金が値上がりする事態も想定されます。
電気料金を節約するためにはどうしたらいいのか?
新電力への乗り換えの目安としては一ヵ月の電気代が10,000円以上のご家庭からです。
例えばこの位の電力使用量のご家庭がENEOSでんきに乗り換えると年間10,000~12,000円前後、東京ガスの電気だと年間で7,000円ほどの節約につながります。※東京ガスはガスの契約をしている場合。
(電力消費量の多いご家庭ほど新電力に切り替えるメリットがあり、高年収世帯ほど契約率が高いと言われています。)
東京電力管轄内にお住まい且つ、新電力に興味があるなら【ENEOSでんき】や東京ガスの電力がおすすめです。